去年に仕事とプライベートを兼ねてタイのチェンマイに行った。

 

チェンマイは、田舎だが人々が優しく、ご飯も美味しい。

治安もいいし、ネット環境も日本よりしっかりしていてどこでもつながる。

 

高い建物はなく、南国なので年中飲める。

 

欧米の引退組のおじさま・おばさまも多く、夜のパブはアインシュタインみたいな

おじさんが愉快なギターを引いたりしているようなゆっくりした街。

 

一緒に行った仕事の先輩たちは、英語がペラペラ。

やたらとその辺の人達と話しては、ケラケラ楽しそう。

 

1人の先輩は、「日本より外国に住みたい」と言っているし、

実際、住んでいた経験もある。

 

正直。

 

羨ましかった。

 

 

そこで、中学高校と全くできなかった「英語」という高い壁を見てみようと決心した。

 

色々調べたり、体験談なども見たりした。

でも、一概に言えるのは、話せる人は話せなかった時のことなんか覚えていない。

 

「英語のアニメを見たらいいよ」

「英語の歌を100曲覚えろ」

「聞き流せばいい」

「まずは文法だ」

「スマホの設定を英語に変えておけ」

「何十かのフレーズを丸暗記で事足りる」

「中学英語が全てだ」

 

などなど。

 

おそらく全部正解。

 

でも、それを1から潰していけない。

 

なぜなら、仕事をし、家族と過ごして、「英語」の優先順位は願望の強さとは反比例する。

 

でも、英語が話せたら・・・せめて何を言っているかがわかるぐらいなら・・・

 

 

 

そこで、コツコツやることにした。

 

これはビジネスだと。

 

 

今まで、習慣というものをとにかく避けてた。

毎日やなないといけないことや、コツコツやらないと身につかないことを避けてきた。

 

でも、家族ができて仕事でたくさんの人が関わり、

僕の力が誰かの役に立って、それで「ありがとう」が生まれる以上、

ビジネスの仕組みは毎年その重要さは増してきているし、

成果も出てきている。

 

その仕組の中に、「5年後の自分」がある。

(詳しくは、また書きます。)

 

その自分は、その時代に合った5年分成長した自分。

その自分は英語を使い、仕事もプライベートも今とは違ったことをしている。

 

そのための、些細な1つを毎日やる。

 

 

という結論に達し、前置きは長くなった割に小さな話だけど、

NHK基礎英語を聞き、書き、瞬間英語を聞いている。

 

毎日(ほぼ)

 

 

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今、毎日15分程度のレッスンでいうと110くらい。

んー。

 

全然、上達している感じはしない。

 

でもいいんです。

 

これは5年後の自分のための小さな一步であり、明日できないといけない重要案件ではない。

 

他にも、英語のできる人とLINEのやり取りを英語にしてもらってる。

基本的には「お昼ご飯いかない?」「すみません。今日は無理なんです」か

「すみません。難しすぎて意味がわかりません」の連続。

 

こういうのをコツコツやって、将来、欲しい自分を手に入れる。

 

と、今は思っている。

 

 

こういう習慣をまだいくつかやっているので、

その話はまた今度。

 

 

今日、ラジオでいい話を聞いた。

 

「人間の学習能力、特に言語に関しては35歳超えると著しく衰えるという話はまるで嘘」

「○○の医学会(←忘れた)では能力は伸びていて60歳前後がピークの可能性も」

 

いいじゃない。

 

希望が出てきた。

 

 

もう一つ懸念点。

自動翻訳のAI化。

 

確かに。

 

あと数年でスマホなのか、メガネなのか、イヤホンなのか何かで自動翻訳ぐらいやってくれそう。

たくさんの職業がコンピュータに変わり、人件費がかからない分、物価も安くなり、

人はあまり働くことなく、少しのお金でたくさんの時間を外国で過ごすのが当たり前になるかもしれない。

 

十分にありえる。

 

少なくとも僕の生きてる間になると思う。

 

でも、いいのである。

 

自動翻訳は「このリンゴいくら?もう少し安くならない?」という一方的なコニュニケーションでは

役立つかもしれないけど、僕が欲しいのは、アインシュタインと一緒に歌ったりする力。

多分、それは自動翻訳では訳せない何かが楽しいはず。

 

機能的価値ではなく、情緒的な価値。

 

毎回、決まった髪型に機械がするよりも、

お気に入りの美容師に自分に合った髪型を相談するみたいな感じ。

 

そのためには、今日の15分。

 

楽しいかどうか。

 

 

動機としては十分だし、やる価値はあるかな。

 

 

 

楽しいかどうかだから。