はや11月――
今年も残すところ二カ月足らずになりました。
そんな中、きのう近くの書店に出かけたのですが、
思わず「ん?」という“光景”に出くわして――
「書店」は大きなビルの1階にあり、広いフロアの右半分を占めています。そして、左半分のフロアには「百均店」が入っているのです。
もとは全フロアが書店(文房具も扱っている)だったのですが、少し前に「百均店」が新たに同居するようになりました。百均店に店の半分を譲った?のは経営上、書店だけではもったいない、ということだったのかもしれません。
ところが、それ以来、客にとっては面白い?ことが生じているのです。両店の入り口は元々書店が利用していた中央にある1カ所のみで、今は共用しています。扉を開けて中に入ると、右側のフロアが「書店」、左側が「百均店」というつくりです。
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さてさて、年末を迎え、両店とも「カレンダー」を入り口付近に並べたのデス、が。
すると、どうなったか―。写真をじっくり見てください。
➡「書店」のカレンダー 1150円、950円……
➡「百均店」のカレンダー 100円
大きさ、文字がほぼ同じ仕様のカレンダーが、書店コーナーでは「1150円(税別)」に対し、百均店コーナーでは「100円(税別)」です。
カレンダーコーナーは書店・百均店とも入り口のすぐそばにあり、わずか2メートルほどしか離れていません。それを見た私は、思わず噴き出してしまいました。
テレビで、「珍百景」とかいう番組がありましたね。あれですよ、これは!
恐る恐る?触ると、書店の物は紙質が厚く、百均店のは少し薄い気がしました。でも、印刷の濃さや文字の大きさは変わりません。どちらも「1月から12月まで」12枚きっちりありました。あたりまえですが。
というわけで、年金生活者の私は、右側の書店で本を買い、左側の百均店で(予定表に用いる)カレンダーをひとつ買って帰りました。半額で本を買ったような気分でしたね。ハハハ
(記 2022.11.2 令和4)