*随想(86)  孫とあそぶ春の朝 暖かい陽射しの小公園や運河沿い | のむらりんどうのブログ       ~君知るや ふたつの意識~

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2002年9月22日の早朝。目覚めて布団の上に起きあがった瞬間、私は「光の玉(球)」に包まれたのです。以来、「自我」(肉体と時間に限定されたこの世に存在する私)と、「真我」(肉体を超えて永遠に宇宙に実在する私)の、ふたつの意識を持って生きています。

 孫娘とばあば(家の近くの公園で)

 

 

            なんでこんなに可愛いのかよ~

 

   ジムのプールで泳いで、先ほど家に帰って来ました。ひとり遅い昼食を

  すませ、ほっとしているところです。世間の人は、だいたい正午から午後

  1時ごろに昼食を摂りますね。したがって、食べ終わった午後1時~2時

  のプールはガラすきなんです。そこを狙っての私のジム通い。毎回、確実

  に1コースを確保できます。6コースあるプールに2~3人しかいないこ

  ともしょっちゅう。いやぁ、天国、天国……。

 

 

 

ツツジ   マーガレット

 

 

 

   ゆうべから同じマンションの別の部屋に住む我が家に、まもなく4歳に

  なる孫娘が泊まりに来ていました。「きょうは保育所を休んで、じいじ・

  ばあばと遊ぶ」と言って――。毎日が日曜日?の私たち老夫婦のことです。

  コロナ禍の今は遠出も憚かられるので、3人で近くの小公園や運河沿いで

  遊ぶことにしました。

   子どもの成長は早いもの。よちよち歩いていたのが、今は春の陽光の中

  を飛び跳ねています。「なんでこんなに可愛いのかよ 孫という名の宝も

  の~」大泉逸郎の歌が自然に口をついて……。

 

 

 

 

 

 

 

   小一時間。春の陽射しは暖かく、コロナも、ワクチンも、感染者の数も、

  菅さんの顔も、尖閣も、新疆ウイグルも、エンゼルスの大谷も、阪神の佐

  藤も、池江璃花子も、脱線事故も……すべて忘れていました。

 

 

 

   フジ  サツキ

 

 

 

   しかし、部屋に戻った瞬間、「意識」は現実に遷移して――。われわれ

  は「意識」なのです。それは「実数の世界」に向かったり、「虚数の世界」

  に戻ったり……。

 

 

                      (記 2021.4.7 令和3