なんでこんなに可愛いのかよ~
ジムのプールで泳いで、先ほど家に帰って来ました。ひとり遅い昼食を
すませ、ほっとしているところです。世間の人は、だいたい正午から午後
1時ごろに昼食を摂りますね。したがって、食べ終わった午後1時~2時
のプールはガラすきなんです。そこを狙っての私のジム通い。毎回、確実
に1コースを確保できます。6コースあるプールに2~3人しかいないこ
ともしょっちゅう。いやぁ、天国、天国……。
ツツジ
マーガレット
ゆうべから同じマンションの別の部屋に住む我が家に、まもなく4歳に
なる孫娘が泊まりに来ていました。「きょうは保育所を休んで、じいじ・
ばあばと遊ぶ」と言って――。毎日が日曜日?の私たち老夫婦のことです。
コロナ禍の今は遠出も憚かられるので、3人で近くの小公園や運河沿いで
遊ぶことにしました。
子どもの成長は早いもの。よちよち歩いていたのが、今は春の陽光の中
を飛び跳ねています。「なんでこんなに可愛いのかよ 孫という名の宝も
の~」大泉逸郎の歌が自然に口をついて……。
小一時間。春の陽射しは暖かく、コロナも、ワクチンも、感染者の数も、
菅さんの顔も、尖閣も、新疆ウイグルも、エンゼルスの大谷も、阪神の佐
藤も、池江璃花子も、脱線事故も……すべて忘れていました。
しかし、部屋に戻った瞬間、「意識」は現実に遷移して――。われわれ
は「意識」なのです。それは「実数の世界」に向かったり、「虚数の世界」
に戻ったり……。
(記 2021.4.7 令和3)