Δ短歌 実作  …白壁つづく伏見の町は | のむらりんどうのブログ       ~君知るや ふたつの意識~

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2002年9月22日の早朝。目覚めて布団の上に起きあがった瞬間、私は「光の玉(球)」に包まれたのです。以来、「自我」(肉体と時間に限定されたこの世に存在する私)と、「真我」(肉体を超えて永遠に宇宙に実在する私)の、ふたつの意識を持って生きています。

 

 

 

 

街川の流るる側に酒蔵の白壁つづく伏見の町は

 

 

 

 

 

 

 

ふりしぼりふりしぼりつつ歌ひあぐるオペラ聴きつつ吾が心震ふ

 

 

 

 

 

つき上ぐるこの寂しさを何とせむ人といふ名の不確かな存在

 


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 ☆学文社第3回短歌全国大会 入選

 

                 (作 1982 昭和57