「会社やめてよ!」
表題は、…本日乗り合わせた電車の中で電話をしていた女性の言葉。いきなり飛び込んできました。
会社やめてよ!
責任取ってよ!
じゃあ、やめなくていいよ。言い触らすから!
今そんなこと言わなくていいから。責任とって。
なに?(全く抑揚のきいていない声。女子が腹を決めたときに出す、男にとっては最も厄介な言葉の一つ…。)
そう、気が済むの。会社やめてよ。責任とってよ。
…聞いているだけで背筋の凍るような台詞のオンパレードです。
…女性は三十代に差し掛かった頃かしら…?
…酔いも手伝って、言えなかった言葉やきっと本当は思ってもいないような言葉までを駆使している後ろ姿は、何とも恐ろしくも悲しくも、そして美しくもありました。
さて、とても興味深かったのは周りの反応です。
只でさえ、終電近い電車の中は穏やかな雰囲気はありません。
そこに酔った女の電話の声です。
始めは周りも、
‘何?!’
‘うるさい、外に行け!’
てな雰囲気でしたが、只ならぬ声色と内容にこっそりと静謐な空気が出来ました。
いつのまにやら周りの女性は、
…そういう男は徹底的にひどい目に合わせた方が良い!!
もっと責めてやれ!!
いつのまにやら周りの男性は、
…背筋に流れる冷や汗を感じながら、自分が変わりに謝るからどうか許してやってください。。
ごめん。。
そんな態になってしまったように感じた。きっと僕だけではなかっと思います。
電車出るから一度切るけど後で掛けるから。わかった?
「…分かったよ。」
そんな声が遠くから聞こえてきました。
彼は秘策を持っているのかしら?
はたまた、真っ向勝負をするのかしらん…。
この後も繋がることを確認出来て安心したのかな。
彼女立ちながら寝ちゃったようです。。
きっと、酔いが醒めても忘れていないんだろうな。
というより、忘れさせてくれない現実の‘会社’に出勤しなくては。
それでもお弁当は作るのかな…。
あ~、追い掛けて話を聞きたい。
さて、来月のアトリエ公演はラブストーリーのオンパレードらしいです。
僕のはこんな話かも…
もう、観に来るしかないね!
では、話のさわりだけ…
「こんばんは。電話つながった?…でしょ。多分今夜は駄目だよ。あんな言い方したら男は逃げちゃうって。だな、分かってるんだよねぇ。そうか…。よし、軽く飲みに行くか!一緒に話聞いてあげる。いいよ、降りちゃえよ!アハハ、降りちゃった。じゃあ、改めて‘生’二つ!そりゃ、奴が悪いよ~。へぇ。あのさ、横向いて。あ~、横顔綺麗だぁ。変な意味じゃないよ!そう、そのまま横向いてて。だってさ…こっち向いてたら好きになっちゃうよ…。…。」
…まてよ!
しばらくしたら‘あの電話’が僕の所にかかってくるのではないのか知らん。
トゥルルルル♪
あ~、やつぱり~!
やってもうた!
ねぇ、責任とってよ!!
じゃなきゃ、一緒に死のう…。
…よせよ。
続きの戯曲を募集します!
来年、アトリエ公演で一緒にやりませんか?(^皿^)
半分冗談、半分本気。
nomura@yogipro.co.jp
までどうぞ。
いっそ一緒に芝居する?
アハハ(^皿^)