●【実録】ようやく処分できた！使いかけのスプレー缶
「ガス抜きとか面倒でやる気になれない」
もう使わないけど、捨てられずに何年も放置しているモノの筆頭と言っても言い過ぎではないのがスプレー缶。
お片付け現場でも、処分したくてもできずに何年もおうちに眠ったまま、というお宅が多いことからも、捨て方問題の根深さを感じます。
実は、わたしも。。。
使わない制汗スプレーを、2年近くほったらかしにしてまして(;ﾟロﾟ)
そして、おとといの日曜日、ようやく重すぎる腰を上げ、処分に踏み切りました(^^ゞ
ようやく～
どんだけ～
そこで今回は、使いかけのスプレー缶をどうやって捨てたか、実際にわたしがやったことを書いてみたいと思います。
もちろん、住んでいる地域によって、同じアイテムなのに処分方法が違う、ということも少なくありませんが、スプレー缶の捨て方でお困りの方の参考になれば嬉しいです。
スプレー缶の使用状況
汗止めスプレー1本、容量は180g。
一般的な大きさです。
残量は、1/4くらいってところかな。
これは、缶を振ったときのシャカシャカした音から推測しました。
汗止めスプレーを最も使ったシーンは、というと、夏！
外出前と帰宅後にスプレーしていました。
逆に涼しくなってくると、全く使わず、次の夏を待つ。
たぶん買ってから4年ぐらいは経ってます(^^ゞ
けど、まだ使い切れていないし、さらに、ここ2年ほど、ほとんど使わなくなったから今でも消費しきれていないという状況です。
使わなくなった理由
もともと、柔軟剤とかトイレットペーパーのような人工的な香りはニガテ。
ですが、制汗スプレーだけは爽やかな気分を味わいたくて、シトラスを使ってきました。
今回のものはあえて無香料にしてみたのですが、香りがない分、噴射したときのガスっぽさがどうにも気になってしまい、どんどん使う気が失せてしまいました。
もう一つの理由が、先ほどとかぶってしまいますが、噴霧のときのガスっぽさ、煙っぽさで咳き込みそうになるから。
快適になりたくて使っているはずが、逆に不快に感じることが増えてしまったんですね。
あと、温暖化防止のためにも、使わない方がいいのかな、っていう気持ちも少しずつ芽生えてきて、全く使わなくなったというわけです。
スプレー缶ごみ出しのきまり
①中身を使い切る
②「スプレー缶」や「キケン」など、ごみ袋に明記する
③不燃ごみ ただし、他の不燃ごみとは袋を分ける
このようなガイドがありました。
そう、中身を出し切るというのが、スプレー缶処分の大前提なのです。
でも、出すってどうやって？
これがスプレー缶を処分できない、一番の問題です。
中身を出し切るためにやったこと
中身を出し切るためには、「空になるまで噴射し続ける」
これしかありません。
でも、だからといって空になるまで噴射し続けたら家の中は大変なことに(;ﾟロﾟ)
なので
①ベランダで（風通しがいい、火の気のない屋外）
②マスクをつけ
（制汗スプレーなので手袋はしなかった）
③ごみ袋の中に新聞紙をふわっと丸め、シューッという音がしなくなるまで吹きかけた
さらに缶を振って、音がしないか確認した
④ごみ袋の口は開けたままにし、ガスを抜いた
⑤数時間後、袋の口を閉じて可燃ごみへ
⑥空になった缶は穴開け専用器で穴を開けた
⑦缶は透明な袋に入れ、表に「スプレー缶在中」と書いて不燃ごみへ
やってみて感じたこと
終わってみて感じたのは
「ようやく捨てられた」というすっきり感と
ごみ置き場に捨てたあとも、「爆発しないか？」のビクビク感。
めっちゃ疲れた
思った以上に時間がかかったのは、くさくてスプレーし続けられなかったから。
また、途中、何回も、「ずっとプッシュし続けてて大丈夫なのかな？爆発とかしたらどうしよう」と不安の波が押し寄せてきて、それで手を止めることも何度かありました。
そのぐらい、スプレー缶を捨てるという行為は緊張感がある！
今回は残量が約1/4という少なめスプレー缶の処理なのに、けっこう大変でした。
これが、ほぼ未使用みたいな状態で残っていたら。。。
中身を全部出し切る自信は、ない！←断言(@@;)
ちなみに、制汗スプレーの代わりに汗ふきシートを使っていますが、これがかなり気持ちいい！
むしろ、なんでもっと早く使わなかったのかと後悔するほど（笑）
モノを買うとき、つい買うことに意識が向いてしまうけど、終わった後の処分方法も考えなきゃ、と買い物のしかたも考え直すきっかけになりました。
仮に大量にあって使い切れない、ガスを抜ききれないなどの事情がある場合は、お住まいの自治体に問い合わせてみましょう。
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東京・港区
親・子の片づけマスターインストラクター
整理収納アドバイザー
野村高子（のむらたかこ）
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