東京・港区の、親・子の片づけマスターインストラクター&整理収納アドバイザー野村高子です。
ご訪問ありがとうございます。
関東では、おとといの夜中から朝にかけて、猛烈な雨が降りました。
避難警報が出たエリアもあったようですが、皆さんのお住まいは大丈夫でしたか?
今回、お伺いしたお宅は、いつものお片付けとは違うご依頼でした。
ご依頼主さま、ご主人と、保育園1歳児さんの3人家族のお住まい。
ママがご事情があって1週間ほど、不在となり、その間、
ご主人
義理のお母さま
シッターさん
がお子さんのお世話をされるとのこと。
そのため、家事や家そのものに不慣れな方でも、「分かりやすく、お世話しやすいモノの配置にしたい」というご要望をいただきました。
もともとが収納上手な方で、「私の出る幕、ないじゃん」というぐらい、きちんと整ったおうち。
でも、お客様は、どうやったら、他の人が使いやすくできるか、とても悩んでいらっしゃいました。
もとがきれいなので、写真上での大きな変化はありません。
が、ほんのちょっとしたことでも、慣れていない人からすると、、、?
少し戸惑うだろうな、という部分があり、そこを中心に、お手伝いさせていただきました。
(モニターさまなので、掲載のご了承をいただいています)
◆Before(キッチン)◆
留守中のお子さんの食事は、すでに、ぜんぶ作って、冷凍してありました(すごいでしょ!)
それを温めて、食器に盛り付け、食事させて、食器を洗うまでの動作がスムーズ、かつ、最小限の動きで済ませられるように考えました。
↓
◆After(キッチン)◆
食器棚のカウンターに、お子さんの食器や、温めに使う器具を集中させました。
右の冷凍庫から、1食分を取り出し、調理器具であたため、食器によそう。
一連の動きが、この場所で、ほぼ動かずにできます。
慣れていない人にとっては、お茶碗はここから、お皿はあっちから出して、など、複数の場所からモノを探して出してくるのは、案外、たいへん(-_-;)
だから、必要なモノが1か所にまとまって、おもてに出ているほうが、探さなくていい。
カンタン。
使う側からすると、キレイより大事なこと。
一時的なことですしね♪
食器の上には、ふきんをかけておけば、ほこりよけにもなります。
シンク上のカウンターには、お子さんが食事の時に使うお手拭きと、シンク拭き用のふきんを。
夜、寝る前に「ご主人がシンク拭いてくれたらいいな~」の願いを込めて、目につく場所に置きました。
これまで、3つのスポンジを使い分けていらっしゃったお客様。
ですが、他の方にとっては、使い分けはメンドウかも。
ということで、絶対にやってほしい食器洗い→手前に
やってくれたら嬉しいシンク洗い→奥に
スポンジを配置し、区別できるようにラベリングしました。
食後の歯磨きに必要なアイテムをひとまとめ。
その他、食器棚の扉や、ごみ箱にラベリングしたり、冷凍になっているお子さんの食事を、1日分ずつパッキングしたりしました。
◆リビング・和室・登園セット◆
リビングには、お子さんのお世話セットが置かれ、使いやすそう♪
毎朝、登園前は検温するので、体温計など細かいお世話アイテムもこちらへ。
ラベルを貼って、見つけやすくなりました。
このほか、保育園に毎日持っていく、替えの服やおむつを、1日分ずつパッキングした袋を、5セット作りました。
忙しい朝でも、1セット持っていけば、忘れ物な~し
また、少しでもパパの負担が減るように、お布団を敷いて寝る和室の配置替えをしたり、お食事をこぼした時にすぐ拭けるような雑巾を用意することをご提案しました。
こぼしちゃったとき、私もかなり慌てた記憶があるので
一つ一つは、ものすごく小さいことかもしれないけれど、ご主人やお母さま、シッターさんができるだけカンタンにお世話できるように。
そして、食事の支度をしている間も、お子さんにも目が行き届くように、という気遣いが感じられたご依頼でした。
私も、時々、母に来てもらっていましたが、そのとき、よく言われていたんです。
「全部、しまっちゃって、どこに何があるのか分からない。水を飲みたくても、コップすらすぐに出せない」って。
そんなことを思い出しながら、その家や家事に慣れていない人には、
とにかく分かりやすい置き方
とにかくシンプルなやり方
にすることが何より大切だという思いで、サポートさせていただきました。
いろいろなお話ができて、私も楽しかった。
ご利用ありがとうございました。
(東京都 T・Mさま)
お読みいただきありがとうございます。
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リニューアル予定
9/19(火) 満席御礼
10/19(木) 残3席
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11月開催予定
リクエスト受付中
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