● ロンドン最初の定住地は、憧れのサウスケンジントン
おはようございます。野村高子です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
テレビを見ていたら、懐かしいロンドンの映像が!
ロンドンは第二のふるさと、と、ワタクシ、勝手に思っております(笑)
そこで、今回はロンドンばなし第二弾です。
約1か月の仮住まい の後、実は、また、ホテル暮らしでした。
そう、また家財道具一式持って、引っ越しですぅ~。
仮住まいの契約終了から、次の家に引っ越せるまでには、約1週間のタイムラグがあったからです。
憧れの地、South Kensington(サウスケンジントン)に住めることになりましたぁ!
駅前は、のどかでしょ?(笑)
ケンジントン、という名前、どこかで聞いたことありませんか?
そう、ダイアナ元妃がお住まいの宮殿が、ケンジントンパレス。
ケンジントンというエリアの南に位置するから、サウスケンジントン。
ロンドン屈指の、高級住宅街です。
この前を通るたび、もう、踊りだしたくなるぐらい、気分が上がって、サイコ―♪
ちなみに、屋上に突き出しているマッチ棒みたいなものは、暖炉の排気口。
今は使われていないので、フタ(マッチ棒)がされていますが、あの数で、建物の規模が分かるそうです。
この街で有名なところがいくつかあります。
ヴィクトリア&アルバート博物館、自然史博物館、サイエンスミュージアムのほか、あのコンランショップも!
そんな文化的な香りあふれる高級住宅街。
ここは、以前、旅行で訪れた際、とりこになってしまい、ぜひ住んでみたいと思っていたところなんです。
でもね、さすが高級住宅街。
お呼びじゃないよね~、と、思っていたら、なんと!
あったんですよー、部屋貸します、の広告が。
日本人が家を探す際によく使う物件案内の一つに、ジャパンセンターというところがあります。
ロンドン中心地のピカデリーサーカスにある、日本人の心の?よりどころ。
日本食レストランや食材を売っているほか、インターネットカフェや旅行デスクもあったりと、至れり尽くせり。
そこの2階に、家を貸します、とか、○○を売ります、英語のプライベートレッスンをします、など、さまざまな広告が出されているんです。
しかも、ほとんどが日本語で。
ね、便利でしょう?
そこに日参し、新着情報をマメにチェックしていた時に、出会ったんですよ、この、サウスケンジントンのハウスシェアの広告に。
ビビビッと来て、すぐに連絡し、見学させてもらいました。
貸主は、私より年下の日本人女性。
選考の末、めでたく、住めることになりましたー!
それが、ココ。
規模の大きな集合住宅の4階。
当然、エレベーターはないので、えっちらおっちらと、階段で荷物を運びました。
あ~、なんでこんなに荷物多いんだ?
勘弁してよ。
自分が荷物を多くしたのにね。
実はここ、カウンシルフラット。
公営住宅で、所得の低い方が優先して住める家だったんです。
だから、高級住宅街にありながら、私でも住める値段だったというわけ。
大きな声じゃ言えないけど、本来はイギリス人しか住む権利がないとこ。
でも、また貸し物件だったため、日本人なのに借りれたんだそう。
ようやく安住の地を得て、毎日が楽しくて仕方ない。
学校までは地下鉄で3駅。
でも、電車は高いので、バス通学です。
ロンドン名物の二階建てバスに乗るだけで、ワクワクしちゃう。
学校から帰ると、すぐに掃除機をかけ、きれいに整え、部屋をたっぷり慈しんでいました♪
家が決まり、学校が始まり、生活が落ち着いてきたら、次にすることと言えば?
そう、職探し!
学生ビザを持っていたので、アルバイトができるんですよ。
これは大きい。
アルバイトもまた、とってもラッキーな案件に巡り合えました。
家を探しているときもそうでしたが、とにかく「サウスケンジントンに住みたい」と、それはそれは強く願っていました。
叶わないぐらい高級なエリア。
でも、せっかくここに来たからには、やっぱり一度は住んでみたい。
引き寄せの効果なのかは分からないけど、結果的に物件を見つけた。
しかも、応募したのは私だけじゃなかったのに、選ばれた。
願えば叶うんだ。
すっかり忘れていたけど、強く願い、それを具体的にイメージしていたら、手に入れられたんだ。
(お片付けと一緒♪)
こんなところにも、自分の人生の教訓にできることがひそんでいたんですね。
振り返って記事にすることで、私も掘り出し物を見つけた気分です♪
長くなっちゃうので、今回はここまで。
アルバイトの話は次回、書きますね。