こんばんは
「手抜きはしない。手軽にやる」 整理収納アドバイザー 野村高子です。
キッチンの浄水器から、ぽたぽた水漏れ。
さほど気にはしていなかったのですが、仕事から帰ってくると、シンクに結構な量の水がたまっている、ということが続き、さすがに修理をお願いしました。
見てもらったら、水栓内の部品が摩耗しているそうで、部品交換に。
しかも部品取り寄せのため、さらに1週間ほど待たなくてはならなくなりました。
今夜、やっと交換が終了。
このマンションに引っ越してきてから8年。
先日のトイレといい、この浄水器といい、だんだん、メンテナンスが必要な個所が目につくようになりました。
これら設備は、不具合が出て初めてメンテナンスの必要性を感じるところ。
まだかまだか、と待っていても不具合が出てくるわけはなく、準備しておくっていっても、ねぇ。
せいぜい、マンションの問い合わせセンターの電話番号がすぐ分かるようにしておくぐらいかな。
それに対し、自分自身の持ち物は、自分から点検できますね。
そこで今日は、私のワードローブが一体、どのくらいあるのか、一斉点検してみました。
今回は尊敬する吉川先生がやってらした方法をトライ。
まずは何も見ずに、自分の洋服すべてをリストアップ。
冬用の服はトップシーズンということもあり、さくさく書き出せるのですが、夏のTシャツがかなり苦戦。
おかしいな、どれもこれもヘビーユースのものばかりなのに。。。
次に、手持ちの服を全部、集めました。(下着と部屋着以外)
おおおっ、一堂に会すると、かなりあるね~
書き出したリストと付け合せ、思い出せなかったアイテムをリストに追加。
そして、それらを「好き」「好きではない」の軸と、「着ている」「着ていない」の軸で、4分割。
2か月ぐらい前に大々的に見直しているので、ほとんどのアイテムは
・好きでよく着ている
・好きではないがよく着ている
・好きだけどあまり着ていない
に分類できました。
赤枠で囲んだのが「好きではなく、しかも着ていない」もの。
まだあったんですね。びっくり。
面白かったのがボトムス。
左上が「好きではないがよく着ているもの」
7つすべて、パンツです。
下半身が大きく、パンツ探しがとてもムズカシイ私のおみ足。
好きじゃなくてもそこそこ形が合えばはきます。そして形が古くなっても、なかなか新しいアイテムと入れ替えることができない。よく言えば、物持ちがいい?
ま、活用しているのだから、よしとしよう。
コートも含めた全アイテム数は116点、そのうち、見なくても思い出せたのは95点。
(下着、部屋着は含まず)
この数が果たして多いのか少ないのか、それは分かりません。
その人の生活スタイルや服への思い入れなど、個人差が大きいため、何枚が適正かは言えませんが、私の場合は8割が見ないで書き出せたことと、それなりにまんべんなく着ているので、まずまず適正量かなと思います。
それでは、見ないと思い出せない=不要か?というと、それは私にとっては当てはまりません。
前述したように、オフシーズンものだったため、思い出しにくかっただけで、ほんとに出番が多いものばかり。なぜ思い出せなかったのか、逆に不思議です。
使わない・着ないものには必ずそうなる理由があります。
今回、リストアップ&マッピングをしてみて、目をそらしていた「着ない事情」にきちんと向き合うことができました。(私の場合、処分するにもできない、しがらみ がほとんど)
これら着ないアイテムは傷みもほとんどないため、部屋着に格下げするものと、リサイクルに出すものに分け、捨てることなく、一件落着。
好みに合わないとか、なんとなくしっくりこないだけで箪笥の奥深くに眠っている洋服たち。
ただ保管されているだけで出番がないのは洋服にとってもかわいそうなこと。
そしてそれを管理している私たちも、管理の手間がかかり、着ないものに生活のスペースを割かれている。
自分にとっては2軍選手でも、ほかの人にとっては4番打者かもしれない。
きちんと活用してこそ、モノも嬉しいはず。
今回、思いがけず大掛かりな点検になったけど、思い切って全部出して正解!
せっかく我が家にやってきた洋服たちを生かすことができたのだから。
3月ももうすぐ。
寒いからと着るのをためらっていた服に袖を通すいいきっかけにもなりました。
明日が楽しみです。
今日もお読みいただきありがとうございます。
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