5月20日、シンガーソングライターYuuyaさんのサポートでの、宇都宮ビッグアップルでの遠征ライブでした。
今回の自分の出来は、準備という面で、ここ数年来で一番ひどい状態でした。
ただ、結論を言うと、上手くいったライブの何倍も自分の中で得るものがあるライブでした。
2月からかなり気を張り詰めて色々と音楽活動していたのが一段落して、緊張の糸が切れたのか、リハの２週間前になっても全くベースを触る気にもなれない。
どうしよう…気ばかりが焦る。それでも気持ちを奮い立たせて、リハの１週間前には新曲の読譜、暗譜
をスタートできて、リハまでになんとか形にできたけど、リハの後ライブまでの短い期間も一向にベースを弾く気持ちになれない。
Yuuya曲はベースがかなり肝になる楽曲、そんな付け焼き刃な状態でのライブでした。
案の定と言うか、本番でも何度も何度も、楽曲が、ベースラインが頭から飛びかける。
でもそのギリギリのラインをなんとか気持ちで繋ぎ止めて最後まで崩れないで演奏できたのは大きな自信になりました。
来ていただいたお客様にはベストパフォーマンスをお見せできず恥ずかしい限りですが、そんな自分にとって最悪な状況でも、もちろんメンバーの確かな演奏やお客様の温かい声援にも支えられながら、ライブ最後まで崩れ切ることなく、弾き切ることができたのは、自分にとって大きな経験でした。
ライブにお越しいただいたお客様、配信を見てくださった方々、ライブハウスのスタッフの方々、素晴らしい演奏で支えてくれたメンバーの皆様、本当にありがとうございました