糖尿病1型と血糖値コントロールのブログ

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糖尿病1型人間によるレポート
2026年1月50歳で劇症糖尿病1型の診断
ミラー:https://nomuglucose.blogspot.com/

一般病棟での入院生活

人生で初めての入院。案内された4人部屋は、身の回りのことが自分でできる「自立」の患者さん用の部屋でした。

同室だったのは、基本的に50代から70代のおじさんや、おじいさんたち。長期入院であればこちらから挨拶して仲良くしようとも思ったのですが、私は1週間もいない予定でしたし、他の方の病状もわかりません。皆さんカーテンをきっちりと閉め切っていたため、たまに看護師さんとの会話が聞こえてくるだけでした。

しかし、そのわずかな会話からでも、それぞれの状況がなんとなく伝わってきます。

  • 1人目:がん闘病中のおじさん
    便秘がちで、下剤をもらっても便が出ずに痔になってしまったとこぼしていました。血液検査の針が痛いだのなんだのと、少し賑やかな方でした。
  • 2人目:老人ホームから運ばれてきた、糖尿病のおじいさん
    身寄りはいらっしゃらないようでした。困ったのが、その方がおなら(しかも無音)をすると、言葉を選ばずに言うと猛烈に臭うこと。こちらが参ってしまいそうだったので、あまりの臭さに耐えかねて、自宅からハンディファン(携帯扇風機)を持ってきてもらったほどです。
  • 3人目:よくわからないまま、3日後に退院していった方
    お子さんの受験があるため早く退院しようと焦っていたようですが、処方された薬が合わなかったらしく、「体調が悪い」「食欲がない」と退院が延期になっていました。
  • 4人目:その方の後に新しく入ってきたおじいさん
    内臓が悪くて入院されたようでした。「俺はもうダメだ」「死にたい」といった独り言が多く、聞いていて少し切なくなる方でした。

カーテン越しに広がるさまざまな人間模様。そんな中で、「自分は周りからどう見られていたんだろう?」と、ふと考えてしまいました。

 

糖尿病指導

 

入院中は、担当医、看護師さん、栄養士さん、理学療法士さんによる「糖尿病指導」が毎日交代で行われました。

  • 糖尿病が起こる仕組み
  • 「しめじ」「えのき」(※合併症の覚え方)や、シックデイの対応について
  • インスリンの「持続型」と「超速効型」の違い
  • 糖質・タンパク質・脂質が体に与える影響

など、これからの療養生活に欠かせない基本的な知識をしっかりと叩き込まれました。

 

退院へ

 

丁寧な糖尿病指導を受けたことで、最初は不安だった気持ちも落ち着きを取り戻し、無事に退院の日を迎えることができました。

病院には娘が迎えにきてくれました。一緒に自転車を引いて、おしゃべりをしながら歩いて帰宅。そんな何気ない日常が返ってきたんだなと感じられました。

 

入院生活を終えて無事に退院を迎えられた時は、本当にホッとしたと同時に「娑婆に戻ったぞ!」と新鮮な空気を噛み締めました。最初は色々な病気の疑いもあって頭が真っ白になりましたが、精密検査を重ねてしっかりと原因が分かったことで、これからの生活習慣に向けて前向きなスタートを切ることができました。指導していただいたことを胸に、娘と一緒に歩いた帰り道の嬉しさを忘れず、一歩ずつ自分の体と付き合っていきます。

【サマリー】

  • 腫瘍マーカーや免疫指標の数値が高く緊迫しましたが、画像検査で異常はなく安心に変わりました。
  • 糖尿病の急激な悪化による体内の強い炎症が治まるにつれて、すべての数値が落ち着いていきました。

 

📊 退院時の検査結果と大切な気づき

  • 一時は膵がんの疑いを指摘されて驚いた腫瘍マーカーのCEA(6.5)CA19-9(45)ですが、造影CT検査で腫瘍や異常な血流は一切見つかりませんでした
  • 自己免疫性膵炎を疑われたIgG4(140以上)の数値も、膵臓特有の腫れなどの画像所見が全くなかったため、最終的にどちらの病気も経過観察(問題なし)という診断になりました。
  • 今回の驚くような数値の跳ね上がりは、急激に悪化していた重度の高血糖と体内の強い炎症が引き起こした一時的な乱れだったと分かり、治療が進むにつれて自然と下がっていきました。