あなたの大切な人の心に届く 花ギフトをプロデュース!
というキャッチコピーでお仕事をしておりますが、私はお花を仕事にしてしまっているので、誰かに何かを贈るときは何を贈るでしょうか???
実は、う~ん何を贈ろうか・・・って結構困ってます。
最近よく使わせていただいていたラスク屋さんが閉店してしまい、悲しい思いをしております(汗
ワタクシはお恥ずかしながら、あまりマメではありません。。
でも、私の夫は折に触れていろいろな方にギフトを贈っています。
ここは、本当に見習いたいです。
でも頑張りすぎると苦しくなるので、無理しすぎず、気が向いたときや、この人にと思ったときには、ちょこちょこ気軽なプレゼントをするように心がけております。
できることしかやれないのでね・・・
贈りモノに対するスタンスは人それぞれ。
それで、いいんじゃないでしょうか。
日本の風習、しきたりや伝統を大事にする心は素晴らしいと思うのですが
こういうときには○○するものだ、って押し付けるのはちょっと。
押し付けられると・・・辛くなります。
結局、もっとも人づきあいで大事なのは
頻繁に何かを贈るかどうかではなく、日ごろからきちんとお礼や感謝の気持ちを持つこと。
そして、それを普段からきちんと言葉で表現することではないでしょうか。
なかなか難しいことでもありますけど。
でも、お花のギフトはやはり特別です!!
皆さんには、ぜひ身近な人に日ごろから
ふとしたシーンで活用していただきたい!と個人的には思うわけであります。
実用的なものではありませんが、なぜか嬉しいものなのです。
特に女性にとっては。
その美しさから、ということもあると思いますが、
その人のことを思って、時間を割いて選んでくれたこと、花に込めた純粋な気持ちに感動するのではないでしょうか。
様々な思いを込めた花のプレゼント。
ある人から聞いた、花にまつわるエピソードがあります。
ある男性が妻を怒らせてしまい、何度も何度も、どんなに高価なプレゼントをして許しを乞うても、まったくその怒りは消えることがなかったとか。
自分が悪いのに、だんだん夫も、妻を恨みたいような気持になってきた。
でもある日の帰り道、
花屋でふと見つけた花を見て妻の顔を思い出したのでそれを一輪買って「君に似合うと思って」と妻に渡したところ、初めて妻が涙を流して喜び、仲直りできたのだとか。
その人は、多分仲直りしてもらおうと奥さんのご機嫌をとるために高価な贈り物を何度もしていたと思うのですが、
花を見たときは、奥さんの顔を思い浮かべ、彼女に似合うなと思ってただ純粋な思いで花を買ったと思うのです。
そこには打算も何もなく、ただ妻を思う純粋な気持ちが動機となっていた。
奥様はそれにきっと感動したんでしょうね。
花贈りは、そうした無償の愛とか、純粋な気持ちを表現するのに最適です。
彼氏や夫、パートナーからこういう純粋な気持ちが伝わるプレゼントをしてもらいたい人、
憧れだわ~って思っている方、けっこういるんじゃないかしら?
家庭の平和は、女性が鍵を握っていると私は思います。
女性が真に満たされていて、楽しく人生を謳歌してくれれば
男性もまたハッピーになれるはずです。
また、
母親が幸せそうに生きていれば、子供たちも幸せを感じます。
家庭の平和のためにも、
ふとしたときに身近な女性に花を贈ることのできるかっこいい男性を
もっと世の中に増やしたい!!と、いつも思っています。
また男性へお花を贈るときには
奥さまがいる場合、奥さまの喜ばれるようなものも意識して作っています!
男性もお花をもらえば嬉しいと思うのですが、
それを持って帰宅した後、奥さまにも喜んでいただけて、
旦那様よりもさらに気にいってくださるケースもあります。
ワタクシのお客様で男性へ真っ赤なバラの
ちょっと男前なギフトアレンジのご注文を下さった方がお知らせくださったのですが
それを奥さまが非常に気に入ってくださったようで、
玄関の目立つところに置いてくださっているとのこと。
デザイナー冥利に尽きます!
そのお客様、先方からまた欲しいってリクエストされちゃったみたいです!!
嬉しいです!でもなんかすいません(^^;)
今回は、がらりと変わって秋らしいイメージでお作りしました。
幸せを運ぶ花ギフトをお作りできるよう、
これからもお客様のご要望を全力でサポートしていきます!!
アトリエ・ノッカ
プリザーブドフラワー作家
野村 絵美子