今回は瑞声科技の製品構成についてです。

2008年~2012年までの製品別売上高を調べると下記のようになります(単位百万元)。



2012年 2011年 2010年 2009年 2008年
スピーカー 5,052 3,228 2,483 1,678 1,639
マイク 774 423 366 137 155
ヘッドフォン 70 119 233 222 292
その他 387 289 267 166 170


売上のほとんどがスピーカーで占められています。


また、売上国別の割合をチェックします(単位百万元)。


2012年 2011年 2010年 2009年 2008年
中国・香港・台湾 903 609 515 392 404
その他アジア 497 147 97 109 131
アメリカ 4,000 2,198 1,536 611 833
ヨーロッパ 887 1,106 1,201 1,091 888


アメリカの売上が際立って伸びています。

アップルが顧客であることから、iphoneの売上増加につれ高していると考えます。


今後の売上を推測する上では、iphoneの売れ行きとともに、アップル以外の顧客をいかに獲得していくかが重要になりそうです。



瑞声科技の続きです。

同社の現金ポジションをバランスシートやCFと合わせてチェックします。(単位は百万元)



2012 2011 2010 2009 2008 2007
総資産 8926 6714 5584 4253 3704 3212
株主資本 6130 4811 4176 3535 3115 2588
負債 2796 1903 1408 718 589 624
現金等 1314 1374 1735 1735 1266 1025
営業CF 1535 945 877 821 798 374
投資CF -1339 -1318 -832 -137 -511 -406
財務CF -251 20 -42 -213 -38 82



現金は10億元~17億元と一定幅で推移しているのに比べ、負債残高が右肩上がりに増えています。設備投資が大きな成長企業にありがちなパターンです。


ただ、営業CFも負債増加に合わせて増えており、許容範囲内と考えます。

成長企業の財務諸表としては、問題ないといえるでしょう。


次は、製品構成を分析する予定です。

2013年11月の販売台数は、69,950台でした。


2013年の販売台数は下記のとおりです。

1月 73,277   2月 42,342

3月 64,097   4月 66,777

5月 61,472   6月 56,940

7月 60,115   8月 61,136

9月 66,079   10月 66,297

11月 69,953


年初から比較して、伸び悩みが見られます。かといって落ち込んでいるわけではなく、若干ずつですが増加しています。


11月22日に広州モーターショーで新車のSUV哈弗H8が発表されました。


それまでの伸び悩みは新車発表を前にした買い控えの影響も考えられます。


いずれにしても、今後の販売台数には引き続き注意が必要です。