①まず大前提として理解しておくポイントは

《人間はほとんど全ての人が、理想と現実は違う》ってことです。


理想とは違う現実を受け入れているのです。


自分の理想を貫き通して、理想通りの相手がパートナーになっている人は全体のどれくらいいると思いますか?


凄いですよ。たったの『2%』です。


つまり、全体の98%の人は『理想とは違う相手』

理想と現実は違う人を選んでいるのです。


理想の希望通りになることなんてほぼないのです。


98%の人は妥協して、落とし所を見つけて、現実を受け入れていきているのです。



これはイギリス最大級の出会い系サイトの男女3600人分のデータを調べた2006年の論文です。


この研究の1番のポイントは《個人の好みって言うのは、状況によって大きく変わるよ!!》ってことです。状況によって大きく変わっちゃうんです。


《相手の状況・自分の状況次第で大きく変わる》


ここで疑問に思いますよね?


では98%の人は理想と違う現実を受け入れているし、妥協して落とし所を見つけているわけだから、不幸で人生の満足度も低いのではないのか?と。


しかし、一緒になる相手が理想と現実が違うことは幸せや満足度とはほとんど関係がなかったのです。


これは2016年のテキサス大学の259人の男女を対象に調べた研究で明らかになっています。


これの研究については、第2章で詳しく説明します。


話を戻しますと、『理想』とは《絶対的なモノ》であり変わらないけれど、実際の『現実』は《相対的なモノ》であり、状況次第で変わるのです。


つまり、自分が置かれている状況における『選択肢の問題』、相対的な選択肢で決まるのです。


【自分が欲しい相手が『今、どんな選択肢を持っているのか?』で決まるのです】


大事なのは、相手が選べる選択肢の中で、自分がどのポジションなのか?

どんな選択肢の中にいるのか?が重要になってくるのです。






わかりやすい例え話をいくつかすると、

合コンに行った時に、男性でも女性でも、自分以外の参加者が自分よりも中身や外見が微妙な後輩だった場合や明らかに自分よりも劣っている場合は、その場における『あなたの相対的な価値』は高まるのです。


これにより、男性の場合は意外にも、美人をゲットできたり、女性の場合はイケメンをゲットできたりするのです。


あと商業高校では、圧倒的に女子のほうが多いので、商業高校に通う男子は、他の高校ではモテないレベルでも、ライバルが少ないので、めちゃくちゃモテて、ハーレム状態になったりすることが頻繁に起こるのです。


工業高校や自衛隊ではこの逆が起こり、ほとんどが男性なので、そこにいる女性は、他の所にいるといたって普通でも、めちゃくちゃモテてて逆ハーレム状態が起きます。


モデルや地方のキャバ嬢たちが売れて都会や芸能界で有名になると、相手に求める理想自体は変わってないけれど、選べる選択肢が変わるので、付き合う相手のレベルが上がることがよくあるのです。


つまり、人間はその場における《手の届く選択肢》の中からより良いと思われる選択肢を選ぶ傾向にあるのです。


お金でもよくありがちなケースではありますよね。『いつかの1億円』よりも『目先の100万円』のほうをみなさん選ぶ傾向があります。

この話は置いておいて、


『戦う場所を選ぶ』ということが大事だと分かりますね。


あなた自体は変わっていなくても、『戦う場所』が変われば、あなたの周りからの評価はガラッと変わるのです。


ちなみに男性が女性にモテる条件は

『親切さ』『知性的』『誠実性』などが重要となる。

あとモテる男性の特徴トップ3で

1位は『外向的である』2位は『年齢が35~40歳』3位が『夜更かし型である』という研究がある。


ちなみにこの夜更かし型と言うのは、睡眠専門の医師であるマイケル・ブレウス医師が提唱する4つの睡眠型・4つのクロノタイプの『オオカミ型』と『イルカ型』に属する遺伝子タイプのことです。



話を戻しますと、理想と現実は違うのです。

人間は、自分が狙っている相手は

《どこで折り合いをつけるのか?》を観るべきなんです。戦略次第で状況はいくらでも変えることができます。


【人間は折り合いをつける生き物、落とし所をつける生き物】なのです。


相手が《どこで落とし所をつけるのか?》が『イケる相手』に変わるってことなんです。


運命の相手かどうか、自分の理想かどうかは関係ないのです。


人間という生き物は【選択肢の中で強いて選ぶならコレかな?】と妥協して、折り合いをつけながら、落とし所を見つけて、相手を決めるのです。


理想という絶対的なモノではなく、周囲との相対評価で決まるのです。


《選択肢の中で選んでいるに過ぎないのです》


ドラマや映画、アイドルなどでも全員が主役だと主役は目立たないのです。

脇役がいるから、主役が輝くのです。


似たような自然界の現象で、アリの群れの2:6:2ってやつがありますね。


めちゃくちゃ働くアリが全体の20%いて、普通に働くアリが60%、ほとんど働かないアリが20%いる。


そして、ここで各アリの集団からよりすぐりのめちゃくちゃ働く20%のアリだけを集めて群れを作るとどうなるか?


結局、2:6:2の割合のアリになっていくのです。


主役だけでは成り立たないことは自然の法則でもあるのかもしれませんね。


話が飛びましたが、

落とし所として、アリなのかナシなのか?が本当の《イケる・イケナイ》を分ける1番のポイントなのです。


当たり前ですけど、大きく分けて恋愛には2つのタイプがあります。


長期的な恋愛と短期的な恋愛です。


そして長期的な恋愛関係か短期的な恋愛関係かでもイケる・イケナイは変わるのです。


短期的な恋愛では、98%の人が自分の理想を簡単に変えたのです。


短期的な恋愛関係では状況次第でいくらでも、イケる・イケナイは変わるのです。


これが長期的な恋愛関係になってくると、お互いの理想の重みがどんどん増してくるのです。


ワンナイトを楽しみたい男性諸君や短期的な恋愛を数多くこなしたい方には、ここまでの内容でも十分強力な武器となるでしょう。


ワンナイト、ただヤルだけ、ヤリたいだけ、短期的な恋愛関係だけを求めるなら、相手の理想は関係ないのです。


最初は直感だけでいいのです。


ちなみに男女が恋愛関係になる相手かどうかの判断は、初めて会った時の90秒~4分半で直感的に決めるという研究もあります。


その第一印象からハロー効果と確証バイアス、自己正当化の論理などが相互に関係してくるのです。

だから第一印象はめちゃくちゃ大事ですし、ほとんどの勝負は結構、第一印象で決まる部分もあるし、これを利用すれば、始めからめちゃくちゃ有利に戦いを運ぶことができます。


ワンナイトを楽しみたい男性諸君は、これにプラスで【タイミング・フィーリング・ハプニング】を意識して、女性にアプローチをかけると成功確率はグッとアップします。


具体的に1つ例を出すと、たいていの美人たちは彼氏持ちであるケースや複数の男をキープしているケースが多いです。





そこであなたは、美人たちとユルい関係を維持しておいてこまめに連絡を取ったりして、美人が弱るタイミングを待つのです。


《ゲリラ作戦》です。



一流スナイパーのようにチャンスをどっしりと身構えて待つのです。焦りは禁物です。




美人だって人間なので、感情の浮き沈みがあります。ツラい時や悲しい時、寂しい時、人肌恋しい時や、彼氏と別れたりする時があります。


そのタイミングで、普段からフィーリングが合うあなたに美人から連絡が来たとします。


そして少し食事でもして、仕事や恋愛の悩みを誠実に関心を持って聞いてあげて、そこにいつもはしないことや想定外のハプニングを上手く演出してあげたり、不意なハプニングでも、2人で乗り越えれば、強い絆が生まれるもんです。


共に困難やハプニングを乗り越える経験はめちゃくちゃ恋愛関係やワンナイトにおいて重要なイベントです。


ここから恋へ発展することは多いし、恋人関係まではいかなくても、少なくともワンナイトになることは可能性大でしょう。


もう一度言います。


【タイミング・フィーリング・ハプニング】

これを上手く使いこなせるようになったら、あなたはモテモテな男性となり、不特定多数の女性だけではなく、特定の自分がどうしても欲しい女性へのアプローチにも役立つことでしょう。


短期的な恋愛にも長期的な恋愛にも効果的です。


しかし、女性の多くは出来れば長く続く良い恋愛関係を経験したくはないですか?


短期的な恋愛ばかりして、貴重な若い時間をダメ男にダラダラ引っかかりながら無駄にしたくないですよね?


長期的な恋愛関係は、自分の理想を理解して理性を使って判断していくのが大事なのです。


短期的な恋愛関係と長期的な恋愛関係では、取り組むスタンスが変わるということです。


長期的な恋愛関係に発展させていくためには、お互いに努力して歩み寄ることが大事です。


自分の理想と相手の理想をすり合わせていくことが大切。


長期的な恋愛関係は、理性的に自分の理想と照らし合わせて、判断したほうが上手くいくってことが研究でわかっているんですね。


理想と現実の違いが見えてくるのは、長期的な関係になった時だけなんです。


だから、とりあえずヤリたいだけとかの短期的な恋愛だったら相手の理想は全然無視してもらって大丈夫です。

ワンナイトを楽しみたいだけなら、相手の理想は関係ない。ホント男性諸君には朗報ですね。


パート1はここまでで。


ではまた次回お会いしましょう!!