拾って帰る
賄いを作り損ねたので、チカに「何か食って帰るか」と言うと、「あったかいのがいーなあ、ラーメンとか」と提案してきた。
常日頃一人で頻繁にラーメンを食べてる私としては、夜中にまで食べては気が引けるので、うどんを食べて帰る事にした。
外は寒く、「こんな寒いのにうちみたい辺鄙なとこまで来てくれるお客様に感謝だね」と、珍しくチカに真面目な話をしてみたりした。
たまにそういう面も見せなければ、毎日軽蔑されそうなくらい酷い話しかしてないのでよろしくないのだ。
うどんだけでは飽き足らず、串かつやらだし巻きやらと散々食べ、帰る途中に何気にいつも行くラーメン屋を覗くと、以前ピアッツァで一緒に働いたブタコマツを発見した。しかも一人カウンターで酔って寝ながらラーメンを食べているではないか。
見 過ごす訳にはいかず、私は店内に入りコマツの頭をおもいっきり叩き、「帰るなら送るから早く食えバカ」と言うと、急に私が現れてびっくりしたコマツは「…はいすいません」と、あまり分かってない様子で答えていた。
送りながらも「お前はテーブルの上に鞄置くなんてアホか」とか、「車の中で吐くなよバカ」とか、小言を並べると、コマツは昔の様に聞いたふりだけしていた。
「誰が見てるかわかりませんね」とチカが言うので、「ほんとさあのブタめ」と呆れ返る私に、「ノムラさんがあれやってたら、皆見て見ぬふりですね」と、はじける笑顔で言われてしまった。
常日頃一人で頻繁にラーメンを食べてる私としては、夜中にまで食べては気が引けるので、うどんを食べて帰る事にした。
外は寒く、「こんな寒いのにうちみたい辺鄙なとこまで来てくれるお客様に感謝だね」と、珍しくチカに真面目な話をしてみたりした。
たまにそういう面も見せなければ、毎日軽蔑されそうなくらい酷い話しかしてないのでよろしくないのだ。
うどんだけでは飽き足らず、串かつやらだし巻きやらと散々食べ、帰る途中に何気にいつも行くラーメン屋を覗くと、以前ピアッツァで一緒に働いたブタコマツを発見した。しかも一人カウンターで酔って寝ながらラーメンを食べているではないか。
見 過ごす訳にはいかず、私は店内に入りコマツの頭をおもいっきり叩き、「帰るなら送るから早く食えバカ」と言うと、急に私が現れてびっくりしたコマツは「…はいすいません」と、あまり分かってない様子で答えていた。
送りながらも「お前はテーブルの上に鞄置くなんてアホか」とか、「車の中で吐くなよバカ」とか、小言を並べると、コマツは昔の様に聞いたふりだけしていた。
「誰が見てるかわかりませんね」とチカが言うので、「ほんとさあのブタめ」と呆れ返る私に、「ノムラさんがあれやってたら、皆見て見ぬふりですね」と、はじける笑顔で言われてしまった。