悪天候
今日はひどい天候である。雨が真横に降っている。
そうは言っても私は、自宅から車に乗り、店まで車で来るので数十歩で店に着くのであるが、そんな数十歩だけでも鬼の形相である。
出勤途中に車中から見た道行く人々はかなり大変そうであった。下校中の中学生が風に向かって後ろ向きに歩いていた。完全に同じ発想であるので非常に気持ちが分かる。
骨だけになった傘を持っている男性も目にした。
こんな日は道端に骨だけの傘が捨てられていたりするので、「彼はちゃんと持って帰るのか、当たり前だがエライなあ」と、見知らぬ男性に惚れそうになったりもした。
悪天候の時はなるべく外を歩きたくないものであるので、「予約のキャンセルがあるかも」と、思っているや否や電話が鳴った。
「今日7時から3名で予約を・・」と言われ、まさにその時間に3名の予約があったので、完全にキャンセルだと思い込んで話を進め、話が噛み合わないのでおかしいと思うと逆に予約の電話であった。大変申し訳ない事をしてしまった。
こんな悪天候の中、ご来店下さるお客様に心から感謝である。
