ラブリーボーン、前野健太 | Cinemanian

ラブリーボーン、前野健太


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■日曜日。
吉祥寺に出たついでになんか映画って気分になったので、「ラブリーボーン」を見る。
主人公の女の子が元気で(って死んじゃうけど。)かわいい。好み。「つぐない」の妹役の子だったのね。エイミー・ヘッカリング作品にも出たことあるってところが気になる。スタンリー・トゥッチって、金髪にしてそこらへんのおっさんぽい服を着せると(いつもおしゃれなスーツを着てるイメージなだけに)とたんに怪しくなる。いいかんじに似合ってなくて、金髪の怪しさ効果はてきめん。
ピーター・ジャクソン監督、ってだけよりも、スピルバーグ製作総指揮がプラスされると逆に不安感があったけれど、見てみたら良かった。バレンタインデーだからって妙にいちゃつくカップルの横で、スージーの「やり残してた事」ってゆうのにぐずぐず泣いてしまった。見つかっちゃうよ!?的なサスペンスとか家族の絆(マーク・ウォルバーグもいい。)とか映像とか見どころはいろいろあるけれど、「やり残してた事」みたいな14歳の感覚が一番ツボだった。・・・って考えると、P・ジャクソンが監督なのはもちろん、スピルバーグが製作総指揮(何してるのかイマイチ分からないけど)ってゆうのにも納得。音楽いいな、と思ったらブライアン・イーノだった。それにしても、レイチェル・ワイズってなんてきれいなんだろう。この人を見るといつもため息が出る。


■火曜日
前野健太のワンマンライブ。高円寺無力無善(←カオスの3文字がピッタリな場所でした)。キャパシティが分からないから早めに行ったら並ぶの一番になっちゃって、そのまま開場して最前列に。お客が入るたびに前に押し出される形で、結果、前野健太に手がすぐ届くほどの距離に。こんな近いと前野さんもやりづらいでしょう。。。と心配になるほど。とはいえ、ハマっている人の歌を間近でがっつり聞く事ができて良かった。と中、となりの友達がそのとなりにあった機材の操作を前野さんに頼まれるなどのおいしい出来事もあり、楽しいライブだった。


1.白い猫
2.こどもの日
3.抱きしめて!
4.鴨川
5.あんな夏
6.旅
7.タワー浴場
8.仔猫ちゃん

9.100年後
10.石
11.夜のパリ
12.せなか
13.メッセージ
14.コーヒーブルース
15.友達じゃがまんできない
16.海が見た夢
17.マン・ション
18.ダンス
19.豆腐

20.即興*お題「オリンピック」「不景気」「麻薬」

21.だれかの
22.天気予報
23.東京の空
24.18の夏

2010.02.16 高円寺無力無善 【ギターと歌う vol.10】



終わったあと、別の友達と来てたNちゃんも一緒に近くのタイ料理。
どの曲がツボだったかの話題で、アレだよね!!!と盛り上がった曲のタイトルは、
どうやら「抱きしめて!」だと分かる。
「友達じゃがまんできない」も聞けて良かった。
こんどは「3月のブルース」もやってほしい。来月のライブでやるかな。


前野さんが日記で、メアリー・ルー・ロードの「ノー・シャドウ」のことを、“悲しいのに明るくて、音はポジティブで、いや、決して明るくはないけど~”と書いてるのを読んで、やっぱり前野健太の作る曲をもっと聞きたい、と思った。