私はピロリ菌検査もABC検診もクリアして

いますが、慢性胃炎があるので内視鏡による

胃がん検診を毎年受けています。

大腸がん検診は便潜血検査は一応受けますが、

それとは別に3年に1度くらいの目安で内視鏡

検査を受けています。女性の大腸がんの罹患率、

死亡率がどちらも高いこと、身内に大腸がんの

経験者がいること、早期発見が可能であること

からは、受けない理由がないと思うからです。

 

先日は両方を一度に検査してもらいました。

食事制限は検査の数日前から限られたものしか

食べられませんので悲しい毎日でした泣き笑い

強いて言えばそれがこの検査で一番辛いかな。

検査当日は約2ℓの腸内洗浄液を飲んで

便を出し切るのですが、トイレを占領するので

家族に理解を得ることは大事。

スポーツドリンク味なので飲みやすいですが、

15分おきに200mlを飲むので、暑い時期の方が

いいかもしれませんね。

お腹が落ち着くまでおおかた3~4時間でした。

 

その後病院に行き、血圧測定後検査開始です。

肛門部分に穴の開いた紙トランクスを着用して

いざベッドへ。

喉の麻酔等の後に横たわってマウスピース?を

付けて、今回は胃腸の両方で時間がかかるので

点滴で鎮静剤を入れてもらうための注射。

まもなく看護師さんが「今から薬を入れます。

頭がぼーっとしてきます。薬が入ると腕に

痛みを感じますがすぐになくなります。」と

おっしゃって、気持ちがウキウキします。

なぜなら鎮静剤が効いてくる瞬間がとても

気持ちがいいからです←ちょっと怖い発言グラサン

ああ~本当にちょっと針の箇所が痛いなあ…と

思っているうちに意識消失。

意識が戻ったのは腸に痛みを感じた時でした。

う~んちょっとチクチクするなぁ…イタタタ、

とその時「痛いです」と言えば鎮静剤をまた

追加してもらえたのに、そのことを知ったのは

検査後だったので今回は耐えてしまいました。

とはいえ、ほとんどOKな痛みで間もなく終了。

それから車いすで移動して規定時間を別の場所で

休ませてもらえますが、その間前回は朦朧状態でも

意識があり看護師さんにお礼も伝えられたのに、

今回は全く記憶にありませんでした。

隣のカーテン越しの人のいびきでやっと覚醒。

 

鎮静剤の効き具合はその日の体調に依るのか

鎮静剤の量の違い(があるのかないのか、

それは先生のみ知ること)に依るのか、

その年によって違います。

今回のようにすっかり寝てしまうときもあれば、

喉に管が通るのがわかって多少えづく時もあります。

が、かなり軽減されるので酷い辛さはありません。

フラフラも少し落ち着いた頃、先生から画像を

見ながら説明をお聞きして終わりです。

若干ふらつくので交通機関で帰宅するべし。

 

これでまた胃腸が少々悪くなってもしばらくは

あまり不安にならずに済みそうです。

それにしても恐るべきは薬の力。

人間の意志など一たまりもありません。

専門家の指導の下使うことがいかに大切か

身に染みる毎年恒例の検査でもあります。

また不安な検査も信頼できる医師には

自分の胃腸を預ける気持ちもわくもの。

そんな病院と出会えて良かったと

しみじみ感じながら、振り返りを終わりに

します。

皆さま恐れずにぜひ検査を!

(以上はあくまでも私個人の感想です。

ご参考までにニコニコ