【終】子宮全摘備忘録13【術後3ヶ月検診】
なんやかんやマイナートラブルを不安に思いながらの3ヶ月。これで問題なければ無罪放免、もうあの場所に行かなくてよくなるぜ!と思っていそいそ受診。
内診もエコーも問題なし。
片方残した卵巣の定期チェックも不要とのこと。これはちょっと不安。痛みや血液マーカーの数値を気にしておくことにする。
術後一度も出血等なかったし、腹筋運動もできるくらい(しないけど)お腹の痛みもない。膣脱の気配は気づかないふりで一生過ごしたい。(ひどくなったら受診します)
これにて4年3ヶ月の子宮内膜症治療はおしまい。お疲れさまでした、私。
ところで今回の手術で一番後悔しているのは主治医のこと。
今まで大きな病気をしたことがなく、病院のシステムを理解してなかったことが原因。血液マーカーから内膜症が発覚し、クリニックと大学病院の2ヵ所に4年間通って、受診した先生の数は(おそらく)13人。ほとんどの場合、行くたびに先生が違っていた。大きな病院はそうなんだなと思っていたし、いろんな先生がチェックしてくれた方が問題も見つけやすいのかも、と思っていた。
大出血がきっかけで手術を決意して受診した日にたまたま(?)担当だった医師が主治医になったのだけど、これを全く理解してなかった。術前にあと2回受診したが『また同じ先生だな』くらいに思っていた。貧血/レルミナで判断力も下がっていたし、大きな病院で誰が手術をしてもクオリティは同じだと思っていたし、手術は手術専門の人が居るような気がしていた。その人は内診一回もしなかったし。なので、手術室に入ってきた主治医を見たとき『この人が切るのか!しまった!』と思った。
要はキライだったのだ。
言っておかなければならないのは、決して先生が悪いわけではない、ということ。
ただ、相性が悪い。
VS
『金もらって仕事してんのに
タメ口で無礼ってなんやねん』
相容れない。
(嫌いになった理由は他にもいろいろあるけど、申し訳ないので具体的な不満を書くことは避ける。吊り橋効果は好意を増幅させるけど、最初からキライだとキライも増幅するらしいよ!)
例えば、キムタク(任意のイケメン)がいかに世間に支持されても、生理的に無理って人は絶対に居る。それはその人が悪いわけでもないし、もちろんキムタクが悪いわけでもない。不幸なマッチングだ。
「なにかあったら○曜日は居るので受診して」と言われたので心の中で『それ以外の日にな!』と退室。
もう会わへんぞ。
最後に術後3ヶ月くらいのお腹の傷の様子を載せておく。
左は長い間、縫い目が盛り上がって表面が摺れてキズになっていた。そのせいか色素沈着みたいなのが残ってるけど、治るといいな。
皮膚の下の糸は指で押した時に中でバチンと切れた。切れると盛り上がりが消えて皮膚がフラットになった。そんな切れかたするの??
ヘソの写真は上手く撮れなかったので無し!シンプルな穴だけみたいなヘソになった。(そういえばヘソの中に見えていた糸も綿棒で掃除しているときに引っ掛けてブチンと切れてしまった)
今後、何か問題が起きたときや、一年後の経過くらいは書きに来るかもしれないけど、基本的にこのブログはこれでおしまい。
自分のもやもやした気持ちの吐き出し場所だったので、この場所が必要なくなって、すっかり忘れてしまうのが私の心の回復ということじゃないかなと思う。
読んでくれた人はありがとう。
皆様どうぞご健康に。