2015年に、四人の子供を連れて離婚。シングルマザー歴もベテランの粋に入って来た、きむです。
▪︎長男は大学院1年生(他県で一人暮らし)
▪︎長女は美容専門学校2年生(他県で一人暮らし)
▪︎次男は高校1年生
▪︎次女は中学1年生
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今はお弁当の投稿が主です
わたしは高校3年生の時に約一年ほどアメリカのミシガン州に留学していて、普通の地元の高校に通っていて、そこには日本からの留学生はわたししかいなくて
特に他の生徒達と別の待遇をされるわけでも無く(←それが他民族が共生するアメリカの良いところ。)わたしも他のアメリカの高校生と全く同じ環境で高校生活を送った。
みんなと同じように授業を受けた。テニス部に入ってアメリカの高校生達と青春を謳歌……ってほどでも無いかもだけど、でもとにかく同じように高校生活を送り、卒業もした。
日本を発つ前(中学、高校の頃)、わたしは特に英語が得意だったわけでもない。けど、うちの両親がたまたま。わたしが高校1年と2年の頃に、アメリカからの短期留学生を我が家をホストファミリーとするということで受け入れて、彼女や彼らと生活を共にすることが数ヶ月あり、
そんな環境下で育ったもので
なんとなく、
わたしも他国の人と生活を共にすることに抵抗無く…というか、受け入れ易かったというか、そんなこんなでいつの間にかわたし自身もアメリカで1年間ほど暮らす道を歩んだわけ。
留学が決まってから1年間は日本での研修期間みたいのがあって。その期間には英語を必死で勉強した。
まぁね、日本の英語教育を必死でやったところで、実際に現地で苦労せずにやれた……ってことは全くなかったんだけどね。やはり、実践には日本の英語教育はさほど通用はしなかったんよねー。
でも、ホストファミリーや学校の友達とは出来る限り自分の本当の気持ちを伝えたいわけで。だから、なんとか気持ちを伝えられるように、普段のコミュニケーションには支障が無いように、
英会話は必死で頑張ったんよね。
そんな感じで一年が過ぎ、
日本に帰国して、
また日本の高校生となり、一年遅れて卒業し、
その後に大学でも外国語を学び、
卒業し、
英語関連の仕事を選択し、
退職し、
結婚し、
出産し、
離婚を経験し、
今に至るわけだけど、(今は実家の飲食店勤務)
わたしねー。
ずーーーーっと、
自分の英語力に自信を持てて来なかったのよねー。これまでずーーーっと。
だって、
大学では自分よりもTOEFLやTOEICとか成績の凄い人いたし、
成績うんぬんよりも、わたし的に「この子の発音の素晴らしさには敵わない!!」って友達いたし、
あと、長男が大学受験する時の彼の英単語力とかにはわたしが白旗あげたし……笑
それ以前に、
わたしが周りの人に
「えー、留学してたんなら、ペラペラでしょう?!映画とかも普通に理解できちゃうんでしょー?!」って何度も言われることに
いいえ、わたしはたしかに
映画を全編見終わって、内容は理解は出来てるけどセリフの端々すべてをわかってるわけじゃあないし……あと、「ニュースとかみても、理解できるんでしょ?」とか言われたことあるけど
ニュースとか専門的な言葉が多くて、よくわかんないし、、、ぜんぜん理解できないし………
って、勝手に人の何気ない(悪意ない)問いかけに勝手に自分で自分を追い込んで
これまでずーーーっと、
自分を取るに足らない人間、たいしたことない人間と位置付けてたなぁーって。
あーーーんなに、ほんとは努力してきたのにねー。自分がそれを認めてなかったんだよね、悲しいことに。
ちゃーーんと努力も人一倍したのに、なぁーーーんでこんなに自分にカライ評価を付ける大人になっちゃったんだろうねぇ……ほんと。
だからさ、
周りに「凄いですね」とか、「英会話教室やったらいいじゃないですか」とか言われても
またまたぁー、そんな!!わたしにはそんな力はありません!!!って、謙虚じゃなく本当に思っちゃうんだよねーー。
だって、自分が自分のことを認めてないから。
けどさ、今日ふと気づいたの。
わたしね、アメリカで英語を使って生活したの一年なの。
ってことは、
一歳の赤ん坊と一緒やん?ってね。
まだ、英語を話し始めたばかりの一歳児で、
やれ、映画の会話を全て聞き取れない……!!
とか、
やれ、ニュースの言ってる事がわからない……!!
とか、
それ。
当たり前じゃない?!
って。
それがストン……とめっちゃ腑に落ちてさ。今日の夕方にね、それが。
あはははーーーわたしってバカーーーとなんか笑えて来てさ。
一才児の英語力で何を全てを理解できて当然と、自分に何十年もプレッシャーをかけて来たんだろうか……と。
日本に50年住んでるわたしだけど、母国語でさえも、
知らない言葉も、理解出来ない言い回しも、なんなら言葉に集中して聞いていないと聞き流してしまい頭に全く入って来ないことも山ほどあるのに
それが、英語圏生活歴1年のわたしにわからない英語が死ぬほどあってそれは当然なのだと……
やーーーーっと、32年目くらいになって気づいたんよねー。
確かにさー、今思えば小さい子の英語はすごく理解しやすいなーーーって思ったことは何度もあってさ。
でも、幼稚園児の会話レベルを人はわたしには求めていないって勝手に思ってた。だから、わたしは自分の英語力にはあまり自信が持てていなかった。
けどさ、今思えば人に自分の思う事、相手が思う事を伝えるのって結局はそれで十分だったりするのよね。難しい言葉を使わなくても簡単な言葉のほうがスムーズにストレートに伝わるみたいなね。
なんかねー。今日はそれに気づけた事でだいぶ自分を認められた気がする。自分のために書いた日記を読んで下さった方ありがとうございます。