基幹システムなんていらない
いきなりですが、私は、システム導入を専門とするシステムコンサルタント、システムインテグレーター等々、いろんな呼び名がありますが、とにかく、システムを導入の専門家です。
既に20年近く、日本企業にシステムを設計して、開発して、テストして、導入、稼働させるということをやり続けてきています。
が、そんな私がここにきて、思うのは、「基幹システムなんていらないのではないか?」
ということです。
SAPやOracleEBS、Microsoft Dynamics AXなど、ERPと呼ばれるシステムを導入するのに何億もかける。導入前には、いろんな導入効果を考えて、
コンサルやシステムベンダーの提示された工数、費用、計画によって、自社の社員も多く投入し、現場とはぶつかりながら、なんとか稼働させる。
それもこれも世の中で、盛んに以下のようなことが言われるから、それを信じて多くの企業の皆さんは、基幹システム導入に多額の費用を費やしています。
・それが一般的、当たり前
・それがないと情報が不足する
・コンプライアンスが守れない
・グローバルで戦えない
・すべての拠点や関係会社で同じ情報が見えない
・結果、必要な経営判断が迅速に下せない
システムは所詮システム。システムを利用する人次第。
データがいくつあろうが、どれだけ詳細であろうが、最後には、人が判断をするんです。
何を見て、どう判断するのか、そこを理解しない限り、基幹システムをやみくもに導入しても意味はないのです。
世の中にある何万という企業が全て高価な基幹システムを利用して、利益を上げているとおもいますか?
さすがにPCは使うと思います。
Excelがあれば、実際にはそれだけで十分、基幹業務を維持している企業がほとんどではないでしょうか?
どうでしょう?
そう思いませんか?
次は、システムを導入する側から見た、基幹システムの本質について話したいと思います。