インドに初めて旅行した時に、教えていただいた言葉がありました。
インドってどんな国なんだろうって興味津々で首都デリーにわくわくしながら、到着。
しかし、

デリーに降り立った私は、目の前の交通事情にショックを受けました。
道路の広さは5車線くらいの幅に、
車、バイク、リクシャー、自転車、人、牛、犬が入り乱れてました。
通行のルールがあっても、クラクションやエンジン音が鳴り響き、とにかく私には、ただ好きなように前に進んでいるとしか思えませんでした。なんなんだこれは。と絶句。
インドの情報は知っていても、現実を目の当たりにして、まさにカルチャーショックでした。
そのショックで私は、宿泊先から、一歩も外に出られませんでした。
それくらい私にはインドの生活水準にショックを受けてしまったのです。
(まだまだ未熟者)
人混みの中に出られず、2日後にようやく静かな公園に行きました。
私はそこで、数時間は過ごしていたと思います。
ただただ泣いてました。
日本の規則正しい暮らしのありがたみや、逆に不自由さや、考えては泣き、また考えては泣きました。
前置きが長くなりましたが、
そんな泣いてばかりいる私を見ていた現地の方がこんな言葉をかけてくれました。
「毎日、肉ばかり食べていたら野菜が食べたくなるように、泣いていても大丈夫、必ず笑いたくなるから。」
って。
さらっと励ましてくれたのでした。
確かに、毎日肉ばかり食べてられない。
泣いてばかりじゃ、先に進めないなぁって、さあ動き出そうかと思えました。
そしてようやく3日後に私はデリーから、カルカッタに向かい始めました。
インドってすごい国です。
人生の道に迷ったら、人という素晴らしさを教えてくれる国だと思いました。
人の素晴らしさ、
泣くことも、 笑うことも、 怒ることも、 幸せを感じることも、苦しいことも感じられる。
私達はなんて素晴らしいのでしょうね。
お読みいただきありがとうございました。
またいつか、タイの国での素敵な出来事も記事にできたらと思います。
明日は金曜日ですね。
笑顔でお過ごしくださいね。