
突然ですが、
生きるために必要なものは「愛」ですね

先日『薬の前に』という記事をかきました。その記事は認知症になったお母さんの変化があった内容です。
ある方にどうしてあの記事を書かれたのですか?と聞かれましたが、すぐに思い出すことができませんでした。
今日、ある本を読んでいましたら、ふと気付くことができました。
気付いたことは、それは私が看護師時代の頃に感じたことです。
今の医療は、死を迎える時、血圧が下がれば、血圧を上げるお薬を使うこともでき、また延命できる設備も充分整っています。
でも、どんなにいいお薬や設備があっても、それでも生きる力や希望ががなければ、命は絶えていきます。
もちろん生命の時間が終了であれば命は絶えます。
それは誰にも変えることができない事です。
ただその生きたいという力に必要なものは、薬ではなく 「愛」 です。
生命のために必要なのは 「愛」 です。
家族から受ける愛がある、自分も家族のために愛を与えたいと思うと もっと生きようって力が湧いてきます。
これはお薬以上の効果があります。
そして病気には意味があると思っています。
たぶんそれは、愛に気づくためだったり、愛を気付かせるための凝り固まった身体へのメッセージ。
その人自身が、その家族が、そして私達医療者が愛を受け、愛を与えていく。
そうしていくことが病気と関わることの学びではないかと思います。
ある方の「どうして?」の質問に私はすごく気になってしまい、読み返した本はこちらです。


私へのメッセージがいっぱいある本です。
そして私に関わってくださっている全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
ありがとうございます。
今日の私へのメッセージを受け取ることができました。
「愛」を感じます。与えます。

お読みいただきありがとうございました。
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明日も皆様が笑顔でありますように。