主文
被告人、投稿侯爵。
被告人に、懲役7時間の飯田線走破の刑を下す。
普通列車で、日本で一二を競う長時間走るのが、飯田線の電車です。豊橋~岡谷、上諏訪まで走破する列車が1日に数本あり、この区間を走破すると、約7時間になる。列車の乗務員(看守)も途中で変わってしまうこともあります。
そんな飯田線の豊橋発岡谷行の電車に乗りました。
10時42分に豊橋駅を出発予定だが、接続列車の関係で、5~6分遅れて発車した。
豊川を出てからすぐ、車掌(看守)の検札が。乗車券の拝見をする際に、青春18きっぷの人は、どこまで乗るのかを聞かれてました。
岡谷という人の声が目立ちました。これは、7時間近く乗り通す人。私は、看守に、平岡と告げて、早々と脱獄を宣言。
私の向かい側のボックスシートに座っている2人組は、2時間くらいで、飽きてしまっているみたいだ。これでは、岡谷まで乗り通すのは、苦行、本当に懲役7時間になるぞ!
私は、7時間乗り通してもいいんだけれど、折角だから、飯田線のオアシスに立ち寄りたいのです。
13時39分、遅れを取り戻し、私は一人、脱獄。いや、途中下車。
平岡駅で下車し、階段を降りて、レストラン龍泉閣で、やまびこ丼(猪肉の丼)を食べた。夏は、ていざなすがあったりして、これを食べるのが楽しみだったりする。
そして、時間をつぶした後に、おきよめの湯から運ばれてきた温泉に入り、癒された。
次の列車まで3時間あるので、のんびりできる。(やはり、平岡駅は、飯田線のオアシス)
そして、また、飯田線に乗車(収監)。飯田線走破すると、7時間かかっているから、途中で日がくれることもある。天竜峡で岡谷行に乗り換えて、乗り換えた岡谷行の電車では、漆黒の闇に。長時間の移動もあり、いつの間にか、うとうとしていた。
そして、JRの境界、辰野へ。ここで、JR東海の乗務員から、JR東日本の乗務員へと交代。
岡谷駅に着き、飯田線走破。
長い長い7時間の飯田線の旅が終了した。
飯田線走破について、懲役と書いたのは、飯田線の7時間を知らないで、途中でイヤになる人が見受けられること。7時間乗ると、途中で日没してしまうこともあるので、懲役7時間には、覚悟が必要だ。
また、この7時間を楽しむ為に、始発駅などで、買い出しをする人もいる。上諏訪発豊橋行の列車で、ウイスキーのボトルを空けてしまった人もいた。他にも、いろんな楽しみ方がある。(岡谷の西友は、24時間営業で、買い出しにお勧め)
次回は、また、春か夏に、青春18きっぷで、飯田線の旅を楽しみたい。
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