
昨日は暑かったですね~。きょうは一転,平年並みの気温になり,午後から雨が降り出しました。
でも,大型連休は全般的にお天気がよいようで,行楽地もにぎわいそうですね。
といっても,ガソリンの暫定税率も元に戻り,しかも原油の値上がり分を加えて1リットル当たり30円以上も値段を上げたスタンドが多いようです。日常の生活や仕事のために車を使わなければならない人たちにとっては大変なことです。
生活用品や食品の価格も次々に上がっています。我が家のパン作りに欠かせない,小麦粉もバターも値上がりしています。しかも,スーパーのバーターの棚は空になっています。私はインターネットでお店を探して,それらの材料をまとめて買っていますが,品切れの店が増えています。
これら消費財の価格上昇は生活に直ちに影響を及ぼしますが,生産財の値上げも深刻です。ニッケル鉱石や鉄鉱石など工業製品の製造に欠かせない工業原料も急上昇しています。今日の朝日新聞には,加工前のリン鉱石が08年3月には1トン当たり約3万8000円となり,1年で5倍以上に急騰していると報じていました。穀物増産で,米国,中国,ブラジル,インドが肥料の原料を大量に買い付けていることが主な原因だそうです。
最近,新聞の「論壇時評」で食糧・農業問題を扱う記事が朝日と日経に続けて掲載されました。これには,中国産「毒ギョーザ」事件を契機として,食品の安全性問題が注目を浴びたこと。そして,その背景には,食料自給率(カロリーベース)39%,穀物自給率28%という先進国では最低水準であり,世界的な食糧危機が迫っていることが国民に周知されたためではないかと思います。
このような状況で再評価されているのが米です。御飯一膳の米の値段は27-30円です。米はもともと貿易(輸出)に振り向けられる割合が小さく,自給的な作物です。そのため,気象変動や紛争により貿易量が滞ると価格が暴騰します。今,アジアの各国では「米騒動」が発生しています。米余りの日本とは大きな格差があります。
米は我が国で自給可能な食糧です。米を粉砕して米粉(こめこ)にして,小麦粉の代用品とする取り組みも各地で行われています。輸入穀物や輸入冷凍食品に頼った食生活から米を基軸とする食卓に変えれば,食と農をめぐる事情も一変するように思います。喰い改めませんか?