最近,寒暖の較差が大きいですね。体調には十分留意ください。

さて,連休はどう過ごされましたか?
我が家はみんな予定がばらばらで,一緒に過ごすのは夕食ぐらいでした。

娘はいまバドミントンにはまっていて,連休のほとんどを練習と試合に費やしていました。私たち夫婦は散歩に行ったりして,体が鈍らないようにしていました。唯一出かけたのが「東山魁夷展」でした。
http://higashiyama-kaii.com/index.html

東山の生誕100年を記念して,3月末から5月18日(日)まで開催されています。入場券をもらったこともあり,いそいそと出かけました。

東京国立近代美術館に入るのは初めてでした。着いたのはお昼前でしたが,入館するのに10分ほど待ちました。中に入ってびっくり。中高年の人がわんさかいます。黒山の人だかりとはこのことです。

この回顧展は,東山魁夷の代表的な本制作101点,スケッチ・習作53点が出品されてた大がかりなものです。入場者数が10万人を超えたというのもわかります。
私たちは列に並びながら見るゆとりもなく,後方から見たり,人があまりいない絵の前ではゆっくり見たりしました。

彼の創作を7つに分けて展示していました。私は東山魁夷というと白馬が出てくる風景画というイメージしかなかったのですが,初期の画風は中期以降と違っていたのは意外でした。東山ブルーが際だち始めたのは,北欧に静養と取材のために3ヶ月間旅行してからです。これは,あとでNHKの番組を見て知りました。

私が気に入ったのは,唐招提寺の御影堂の障壁画の一部です。東山が10年を超える歳月をかけて,鑑真和上に捧げた大作です。回顧展では,「濤声(とうせい)」と,墨一色で描かれた和上の故郷の風景「揚州薫風(ようしゅうくんぷう)」が展覧されていました。時間をかけて雰囲気にひたりました。

この回顧展は,5月18日までですが,その後,7月から長野県信濃美術館にも巡回するそうです。興味がある方は,是非ご覧ください。心が洗われますよ。