
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
本学は今日から仕事始めです。昨年,大学当局が一方的に給料を一割削減したのですが,その代替措置で4日が一斉休業になりました。ぜんぜん,嬉しくないです。(>o<)
さて,毎年年末にはその1年を振り返っていましたが,昨年はその余裕もありませんでした。と言っても,年末から年明けには電子媒体をほぼ途絶した一週間の休暇をいただき,福岡に帰省していました。年々小さくなる両親を見ながら,我が身の老いも感じた年末・年始でした。また,県職員時代の友人や先輩の年賀状には,「定年近し」や「セカンドライフ」の添え書きがあり,感傷に浸っていました。
さて,2013年はどのような一年にしたいのか,またどうなるのか。
一年後から振り返る「妄想日記」を認めたいと存じます。
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○月○日 新しい研究室メンバーで教室研究会が賑やかになる。
3月末に卒業,修了した学生・院生に替わって,4月から新メンバーが加わりました。最近,発言が少なく寂しかった教室研究会が少し活性化しました。O.BやO.Gもたまに研究会に参加してくれて,話題提供をしてくれています。本当に有り難いことです。
私の理想の教室研究会は,教員が一言も発言しないで研究会が終わることです。無理かな。
○月○日 内モンゴル自治区に加工用トマトの調査に行く。
O.Gで中国の研究所に就職したCさんのアレンジで内モンゴル自治区の加工用トマトの農家調査と企業調査を行いました。内モンゴルのトマト産地は,欧米や日本の食品企業にも輸出しています。今回の調査結果を取りまとめて,生産農家はもちろん地方行政機関は,加工用トマトの生産に対する意向と今後の動向について明らかに出来れば良いと思っています。
本研究室を修了した留学生諸君との再会もとても楽しかったです。\(^_^)/
○月○日 学会叢書を脱稿,発刊
これまでの自分の研究を総括するとともに,若手研究者の側面支援のために,本を一緒に出そうということになりました。研究叢書の準備を進めてきましたが,年末には発刊できそうです。テーマは加工用トマトと加工用桃を事例に取り上げて,それぞれの生産と流通の実態から加工企業と産地・生産者との契約取引について明らかにしたものです。ご一読をお願いします。
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以上,願いを込めた妄想でした。妄想にしては少ない? 妄想力も低下したかな。
歳を重ねると共に,教育と研究以外に学内外の仕事が増えています。これもnoblesse obligeと思って,せっせとこなしています。
ただ,お断りしている学外の仕事も多く,その不義理を反省しています。中途半端に引き受けて,却って迷惑を掛けるよりも良いかなと思っています。お許しください。
今年一年が,みなさま一人ひとりにとって良い年になりますようお祈り致します。