
ツアー2日目の早朝,マニラ中心部から十数キロのところにある,Cubao Farmers' Market(以下,CFM)に行きました。渋滞が想定されるので,30分多めに移動時間を取っていたら,なんと30分で着きました。(^_^;
FMと称していますが,中身は卸と小売を行っている市場でした。卸と小売を同時に行うというのは,例えばヤギを1頭買いすると卸で10%程度の値引きをしてくれますが,部分肉の小売だとディスカウントがないということです。
中国に過去行った同様の市場に比べても臭くなく,結構きれいでした。でも,行き交う人の数は半端ないくらい多いです。多くの人に指示されている証左でしょう。
開設者は民間のA社で,周辺のショッピングモールも所有しています。なぜ,FMという名を付けたかというと,創業者がアメリカLAのFMを約40年前に視察して,「これだ!」と思ったそうです。CFMの開設は75年1月です。
開設者の収益は「秘密」といって,教えてくれませんでしたが,542ある場所貸し料と出荷者から徴収する駐車料(入場料)です。帰ってから,計算してみようと思います。
私たち農経の視察メンバーは,肉売り場のブタやヤギの頭が陳列されているのには慣れていますが,商学の先生方はかなり強烈なインパクトがあったようです。
予定を超える時間に対応した,CFMの管理者Bさんと農業省のMさん,そしてCFMの調査をアレンジしていただいたJICAのKさんに心から感謝します。
その後,IRRIに向かいました。

ドリアン,ドリアン,ドリアン。

活魚もありました。king fishという名だそうです。窮屈そうです。

カット野菜を行っている従業員。調理の簡便化の風が...