
冷たい雨が降っては止み,降っては止みしています。鼻水がだらだら出ています。くしゅん。
10月6日(月),シアトルから南東約45㎞のRedmondの代表的なCSAであるRoot Connectionを訪ねました。代表のCさんと日本人従業員のIさんが対応してくれました。IさんはUCLAデイビス校を卒業した後,Root Connectionで働きはじめたそうです。
CSAは会員が収穫シーズン前に一括して野菜の代金を前払いする方式が主です。Root Connectionでは,周辺6マイルのエリアから会員を集めていて,6月から10月末までの20週間野菜を供給します。会員はラージシェア(L)が80世帯,レギュラーシェア(R)が470世帯です。それぞれのコストはLが875ドル(週平均41.66ドル),Rが537ドル(週平均25.57ドル)です。写真は前週のRサイズの野菜です。数量は結構たくさんあって,新鮮で安心できる野菜をスーパーで買うとするとこの金額ではとても入手できないそうです。
Root Connectionではマイクロソフトや任天堂などの企業に勤める日本人の会員も近年増えていて,30~40世帯いるそうです。また,遠くて毎週野菜を取りに来るのがたいへんな家族のためにシアトルとリンウッドにデポーがあります。
このCSAのもう一つの特徴は,U-Pickという摘み取りをほぼ毎週行っていることです。ハーブや葉茎菜類そして花なども指定された数量を摘み取り出来るのです。子供用のU-Pickの畑もありました。デポーを利用している会員も週末にU-Pickに来るそうです。
Root Connectionは,馬糞堆肥と魚粉を主体とした有機栽培ですが,ナメクジの駆除剤を使用するため,USDA-organicの認証はとれないそうです。この地域の表土は12フィート(約4メートル)もあり,ワシントン州の中でも地力が高い地域だそうです。
農地面積は16エーカです。栽培管理のための労働者はフルタイムが8名,パートタイムが2名,ボランティア(すべて女性)が15~20名います。ボランティアは毎日2名がローテーションを組み,1週間に5時間働くとRシェアの野菜をただでもらえることになっています。一般のCSAにあるコアメンバーという仕組みはないそうです。
"Puget Sound Fresh"というパンフレットによれば,Puget Sound地域12の郡(couties)に76ものCSAがあります。代表のCさんによれば,会員(シェア)は近年増加傾向にあり,今年は定員に達して早々に締め切ったそうです。ここシアトルでもLocalが人気のようです。Root Connectionの企業形態が協同組合になったことは別の機会にお話ししましょう。
明日早朝,シカゴに向かいます。