
東京は晴天です。
私は相変わらず仕事がさばけず,今日も出勤しています。
今週初め,千葉県T農協に農村調査実習に行ってきました。3年生や院生など総勢9名の調査でした。お天気には恵まれましたが,急に寒くなり風邪をひいたり体調を崩す者もいました。
さて,T農協の調査は3回目です。1回目はN常務やK販売部長からの機関調査,9月中旬には農家調査のプレ調査を行いました。そして,今回は10戸の農家を選定してもらい,2班に分かれて戸別訪問しながらの聞き取り調査を行いました。
T農協が行う多様な直接販売の実績については,これまでN常務があちこちで報告していますが,農家組合員の契約栽培や直接販売の評価と問題点を把握することが今回の調査の目的です。
これから集計作業に入りますが,新しい発見や知見に遭遇することができました。
それとは別に,量販店や外食企業との契約生産・販売の問題も明確になりました。その一つが,野菜農家における労働の周年化と休みがないことです。とくに葉茎菜類の栽培農家は顕著です。
年間労働人数を聞くと360日とか350日と答える農家が多くいることにびっくりしました。ラディシュを生産する農家は正月も2日から作業するし,盆休みもとれないそうです。契約栽培により農業所得は増大していますが,まとまった休みが取れず困っていました。
取引先が休み無く営業するため,そこに出荷する農家も休みが取れないという連鎖です。ヨーロッパならば宗教的な規律により週1日は安息日があります。働き過ぎで体を壊さないか心配します。
T農協の農家に比べれば,私は結構休んでいますし,1週間程度の連続した休みが取れ,恵まれていると言えるかもしれません。
今日も休まずに野菜を生産している人達に思いを馳せる人がどのくらいいるのでしょう。複雑な思いです。