今日は博士論文(D論)の公開発表会と審査のため大学に出ています。

審査委員の先生方の日程がなかなか合わないので,数年前から休日にまとめて開催されています。今回,農業経済学関係は7名のD論提出者があり,私はうち2名の審査員を引き受けています。

D論は修士課程から数えると5年以上の研究の集大成ですから,執筆者の苦労はもちろんですが,読む方もたいへんです。どれも読み応えがあります。

ところで,私の恩師であるU先生は,常々「論文は一人だけで書けるものではない。大勢の人の助けを借りて書いていることを忘れないように。」と戒めを説いておられました。
指導教員をはじめ先輩,後輩,そして調査に応じてくださった農家や流通業者の方々の協力がなければ論文は仕上がりません。

無論,執筆者本人の努力も必要です。研究は楽しいものですが,厳しいものでもあります。自分自身との孤独な戦いです。そして,自分の知識や能力に応じた目標を立てて目指さなければなりません。
「やりたいことと,できることは違う」ということを私自身も肝に銘じています。

今頃は卒論や修論の執筆に一生懸命取り組み,苦しんでいる学生・院生も多いことでしょう。でも,書き上げたときの達成感は何物にも代え難いものです。
Sくん,追いコンでカラオケを一緒に歌えることを楽しみにしています。