
新年明けましておめでとうございます。
久しぶりの書き込みです。
冬休みは福岡に帰省しておりました。そして,ここ数年わが家の恒例となっている温泉に行ってきました。場所は大分県別府の鉄輪(かんなわ)温泉と長湯温泉です。
鉄輪温泉は,歴史ある温泉場で,湯気が至る所から揚がっていて,温泉場らしい雰囲気を醸し出しています。宿泊したところはOホテル。近くのO地獄からお湯を引いているのですが,あまりに高温(90℃以上)のため加水して湯温を下げています。「源泉」掛け流しですが,ちょっと残念。
料理は関アジと地獄蒸しをいただきました。とくに地獄蒸しが美味しかったです。
Oは老舗のホテルですが,仲居さん以外のスタッフが気の利かないというか職員教育が足らないというか,いま一歩のホテルでした。
2泊目は長湯温泉の大丸旅館です。町村合併のため,直入町から竹田市に地名が変わっていました。大分県の町村合併はすごく進んでいるようで,道路の青看板から昔の地名が無くなっていてちょっとさみしい感じです。
長湯温泉は2回目ですが,今回の目的はラムネ温泉です。ここは,昨年夏に開業したばかりの大丸旅館の外湯です。もちろん立ち寄り湯もO.Kです。この泉質の特徴は,炭酸の含有量が高いことです。もともと長湯温泉は日本一の炭酸泉ですが,このラムネ温泉の泉温は低いものの炭酸の含有量が特に高いのです。お湯につかると体中に銀色の泡がくっつき,心地よい感触につつまれます。バブを10個ぐらいいっぺんに入れた感じでしょうか。
私たちは別館の籐花楼に泊まったのですが,お部屋の雰囲気とスタッフの心配りは最高でした。また,お料理も個室で一皿づつ供されます。食材も地元産にこだわっているようで,とても美味しくいただきました。こんどは夏に来たいなと思った宿でした。
やっぱ,温泉は大分に限る,ですな。
さて,この温泉旅行で心身を癒し,今年一年間がんばろうという気が満ちてきました。
本年もよろしくお願いします。
写真は長湯温泉の名物「ガニ湯」です。芹川の中にあって,ここに入浴するのは相当の勇気が必要です。