コメント盛り上がっていますねー。皆さん読んでいただきありがとうございます。お陰様で,12/04~12/10の閲覧数は209 pv,アクセスIP数は81と,最高を記録しました。

さて,12/10-11にあった有機農業学会の報告をしようと思ったのですが,昨日参加した日本グローバルマーケティング学会(会長:梅沢昌太郎)の報告を先に行います。この学会は昨年に立ち上がったばかりの小さな学会ですが,日韓の研究者,学生のほかに流通関係者や関連団体も参加していて学際的です。

昨日は11本の個別報告が行われたのですが,特別報告としてアメリカ大使館のクレイ・M・ハミルトン上席農務官が「牛肉問題をめぐる問題」について報告しました。このアレンジをした人に聴いたところ,「牛肉輸入問題は12日頃には決着する見込みなので,13日の報告は大丈夫だろう」というアポイントを1カ月前にはもらえたそうです。

報告の内容は,USDAやアメリカ大使館が出しているステートメントそのままで,新しく聴く内容はあまりなく,「アメリカの牛肉は安全」という主張を繰り返していました。そして,返す刀で,日本の一部マスコミの「悪意ある報道」について批判していました。

質疑応答では,肉骨粉の交差汚染の問題やBSE罹患牛が2頭しか出ない理由についても,従来からのアメリカの主張通りです。「フ-ド・セイフティにはついては,アメリカは一番厳格な制度を持っている。」「2頭しかBSE罹患牛が出ないのは,15年前からBSE対策を実施している蓄積である。」このようなものでした。

また,日本の全頭検査では消費者に安全を与えることが出来ないこと。そして,「アメリカの牛肉を待ち望んでいる消費者もおり,U.S.ビーフを買う,買わないは,消費者の選択の問題である。」と言い切りました。

私も「あなたは立場上,U.S.ビーフを食べると思いますが,あなたの家族は食べていますか?」という質問を拙い英語で質問しました。すると,ハミルトン氏は,「残念ながら,いま日本ではU.S.ビーフは食べられません。(笑い声)昨日の農務長官のインタビューで,彼はほぼ毎日食べていますし,子どもも食べていると答えていました。自分の子どもに,安全でないものを食べさせる親はいません。」と,答えました。ちょっと,私の追求が弱かったですね。

本日(12/14)の朝日新聞によれば,「米国食肉輸出連合会は,米国産牛肉の日本向け輸出再開の第1便について,17日にコロラド州デンバー出発,18日に成田空港到着という日程を明らかにした。量は100~200キログラムで,21日に同連合会が東京で開く記念昼食会に出す。」とあります。たぶん,盛大なセレモニーが行われ,クリスマスにはU.S.ビーフが市中に出回ることでしょう。

さて,あなたは,U.S.ビーフを食べますか