ご報告が遅れましたが、22日、大槌町に物資支援に行ってきました。


個人支援仲間と、ランドセル支援をした友人と、子どもを含めた6人で、車3台に物資を積んで出発。


まずはおさなご幼稚園へ。

今回の道案内、kさんは釜石出身です。


kさんの娘さんの担任だった先生が、こちらの幼稚園にいらっしゃる事から今回伺わせて頂きました。


ここは私立のため、公的な支援はほとんど無く園児のおやつにも困っている状態だそうです。


子どもや先生たちの、春夏物衣料、日用品、衛生品などをお渡ししました。


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園は一階の天井近くまで水が上がり、壁には跡が残っていました。

ボランティアの方たちが泥出しをして、お掃除をしてくれたそうです。

先生たちのほとんどが被災者。

園長先生も、園の隣にある自宅は、住める状態じゃないのよとおっしゃってました。

家族が今だ行方不明の先生もいらっしゃるそうです。
その中で、子どもたちのために毎日頑張っている。

今は地域や園児たちのために、バザーを計画してるとのことです。


お手伝いできることは無いか、現在仲間と考えております。


道の脇は、がれきとゴミの山が続いています。


少しずつ、少しずつですが、片付けが進んでいます。
まだ手付かずに見える所もありますが。


その後、大槌高校や、金沢支所など、7箇所を回りました。

大槌高校は230人も避難されているので、半端な数では差し上げられません。


今回仲間が頑張って、新品の男女下着を人数分揃えたので、お渡し出来ました。

バッグも欲しがられていましたが、数が足りないので置いてこれませんでした。

次の避難所からは、全ての物資をいったん下ろして選んで頂き、残った物を整理して補充し、また次の避難所に向かう、といういつものやり方で回りました。


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今回、『岩手沿岸の中高生女子に援助物資を届ける会』さんから、若い子向けの可愛いバッグと、ショーツ、ブラなどを預かって来ました。

いつも物資選びに参加しない(出来ない)若い女の子にぜひ渡したいと思い、10代向けの物資箱と一緒に見せようとしたのですが…。


まるでセール会場のように、女性パワー全開の状態。

若い子は、そのパワーに圧されて居なくなってしまうのです。


元気が良くていいんですよ、すごく。


何度も無理やり呼び戻して、若い女の子にやっと下着、バッグ、洋服を選ばせました。


このやり方だと、若い子に物資を渡すのは難しいかもしれません。

回る場所にそもそも若い子がいない。


今回も、ほとんどの物資が無くなりました。


皆さん、たくさんたくさん、良く来てくれたね、ありがとうね、と言ってくれました。


前回訪ねた私たちを覚えてて、また来たの~、ありがとう!と握手してくれた方もいましたよ。


こちらこそ、覚えていてくれてありがとう。


使ってくれてありがとう。

それから、私を信用して、物資を送ってくれたみんな、ありがとう。

何も出来ないけど、少しだけど、と託してくれた物資。

その行動はこうして、誰かの役に立っていますよ。。



皆さん、いつ入れるかわからないけど、これからは仮設住宅入居のために物を準備したいと言ってました。


避難所に居ればあるけど、仮設に入ったら準備しなければならない物もたくさんあるでしょう。


これから必要なのは、物資提供では無く、自立を促す支援だと言う意見も出てきましたね。


でも実際行って話をすると、果たしてそんな段階にあるのか?と疑問に思う部分もあります。

私たちが出来ることはもともと些細なことですけれど、現地を見守りつつ、これからの活動の方向を考えて行きたいと思います。


昨日いろいろ聞き取りをしてきましたので、今後必要と思われる物のリストも作ってみようと思います。