4/21~5/3に行ってきたヨルダンの様子をお届けして14回目。
死海に引き続き、ヨルダンといえば、な観光スポットについて
お届けしています。今回は、インディージョーンズの
「魔宮の伝説」の舞台になったペトラ遺跡についてです。
ペトラ遺跡とは、首都アンマンからおおよそ車で4時間半くらいの
場所にあり、前回ご紹介した死海からは約80km南に位置した
砂漠と荒野が織り成す環境の中にあります。1985年、世界遺産に
登録され、2007年新・世界七不思議にも選出されました。
このペトラを観光するにあたり、拠点となるのがワディ・ムーサという街。
ペトラ遺跡の入り口近くには、スイス系のモーベンピックホテルが
一番近い位置にあり、このペトラを一望できる小高い丘にあるのが
マリオットホテル。ペトラの周辺には、たくさんのツーリスト向けの
ホテルやユースホステルがあります。私達は、2日かけてたっぷり
ペトラの顔を楽しむのに、まずはナイトペトラに間に合わせるべく
アンマンを出発して19:30くらいにワディ・ムーサに到着しました。
「ナイトペトラ」とは、ベドウィンの音楽を聴きながら
幻想的な夜の雰囲気を味わおう、という主旨のもの。
曜日は決まっているそうで、毎日やっているわけでは
なさそうでした。早速、有名な映画のお膝元とあって
こんなギフトショップの看板が。(著作権的にいいの??)
歩く道は、かなりほの暗く、道々に置かれた
灯篭の光を頼りに、進みます。
入り口に入った瞬間から、動物園のようなにおいが
鼻をつき、これは一体なんなんだ?と思いつつ
どんどん道を進むわけです。
このにおいお正体は明朝判明するとして・・・
ついにたどり着きました!有名なエル・ハズネ。
エル・ハズネが魔宮の伝説の撮影に使用された
わけですが、この時は、暗いので、どのくらいの
規模なのか全貌は見えません。ただ、目の前に
広がる幻想的な世界にビックリします。
ちなみにエル・ハズネは宝物殿の意味。
門の上にある壷に宝が隠されている、という伝説から
この名前がついたとか。(でも壷は暗くて見えない・・・)
ベドウィンの浪曲のような歌から始まり、ピッコロのような
笛の音楽で、なんとも不思議なアラビアンナイトの幕開けです。
この会場に着くと、何回も登場している甘い紅茶「シャーイ」を
振舞ってくれて、寝転がれるくらいの茣蓙に座り、この幻想的な
雰囲気を楽しみます。
普段、明るすぎる照明の中で生活している私達ですが
このくらいの灯りでも十分やっていけるんじゃないか、と
考えされられます。しかも、灯りがオレンジの暖色なので
心から癒される感じ。ベドウィンの奏でる音楽をBGMに
寝転び、空を見上げれば、満天の星空。
動物園のようなにおいを除けば、これ以上ロマンチックな
シチュエーションはないでしょう。
このナイトペトラの最後には、参加者皆で力を
合わせて行うイベントがあります。
「3・2・1・0!」の掛け声で一斉に持っているカメラの
フラッシュをたくと・・・真っ暗で見えなかったエル・ハズネが
フラッシュの光によって浮かび上がるわけです。
国籍を越え、力を合わせて行うこの一瞬。
感動的な旅の1ページになりました。
帰りの道々、翌日、この暗い道はどんな
光景が広がっているんだろう、と期待が高まる
ナイトペトラでした。1人あたりの入場料は
12JD。(約1,500円)
これが高いか安いかはそれぞれの価値観ですが
この体験はここでしかできないからプライスレスなのでは
ないでしょうか。
さて、次回も引き続きペトラについてお届けします。





