前回からすっかりごぶさたしてしまいました。

なんせ、シドニーはメルボルンでの落ち着いたルーティンな生活とは
打って変わり、行ったことのない場所がいくつもあり、自分にとって新しい事、
人との出会いの毎日です。自分の行動に時間が追いついていかないくらい。

さて、私はシドニーへきて、アルコールと関わりのあるところ2箇所で勤めていますが
特に、飲食店、パブ、ホテル等、アルコールを提供するところは、NSW州の規定により
RSA(Responsible Service Of Alcohol)という資格が必須となります。
日本語でいうならば「アルコール取り扱い責任者」といったところ。

勤めている人がこの資格を持っていないことが判明するとなんと
一人$5500の罰金が科せられるそうです。ということで、店側から、勤める前に
個人でこの資格を取るように強制されます。

「え~、勤めるのに個人で資格を取るの?」といったところですが
嫌だったら他の業種に勤めなさい、という話になります。
ということで、先日、RSA取得の為、1日講習+テストにチャレンジしてきました!!

資格の為の講習・・・・ということで、なんとなく最初は、運転免許の講習のような
つまらない内容を想像していたのですが、これがおもしろい!!
感覚的には、アルコールにまつわるあらゆる話について、英語の授業を受けているようです。
しかも、出てくる単語や内容といったら、酒にまつわるものばかり。
これを自分で吸収して表現できるんだから「酔っ払い日本人代表」としては嬉しい限り!

内容は「酔っ払いの定義」「人は飲むとどうなるのか?」「急性アル中とは?」といった
ちょっと耳の痛い話題から「店から飲みすぎの人を追い出すにはどうしたらよいか」と
いうような実践的な事まで、とても幅広い内容でした。


その中から、ちょっとオーストラリアの飲酒に関するトリビアを。

●オーストラリア国民48.6%が週に1回、もしくはそれ以上アルコールを消費している。

●男性(59%)より女性(39%)の方がよく飲む傾向にある。

●過去12ヶ月以内に3分の2以上のティーンエージャーがアルコールを飲んだ
 経験があり、10人中3人がアルコールを常飲(週1回以上)している。



オーストリアでは、女性も遠慮なくどんどん飲む!ということですな(笑)
実際、女性の2人組、もしくはグループでワインの瓶がボンボン空く、なんて
光景はどこでもよく見られます。まったくいい国だよ!!
日本でボトル空けている女の人(私も含め)は、ちょっと変な目で見られるもの。

ところで、日本でもオーストラリアでもそうですが、アルコール消費の低年齢化は
深刻な問題で、実際にアルコールの過剰摂取による死亡、もしくはアルコールによる
暴力、喧嘩によるトラブル、交通事故、死亡例が後を絶たないそうです。
その理由のひとつが、飲酒できる年齢が18歳以上から、ということにも
関係しているようで、実際18歳になった友人が、まだ17歳、16歳くらいの
歳の子達のアルコールをまとめて購入し、パーティや家で振舞う・・・なんて
こともしょっちゅうだそう。

まあ、酒の味は飲まないと覚えられないけど、健康や生死に関わるような
飲み方は、別に若いうちにしなくてもいいんじゃない?と思います。
でも、自分たちが20歳そこらの時も、沢山飲めるのがファッション・粋、なんて
勢いで飲んでいた時期を通り越しているので、人のこととやかく言える筋合いは
ないんだけどね・・・。

結局、この講習、最後にテストがあり、85%以上の正解率でないと合格では
ないのですが、なんなく通りました。結構カンニングとか、周りでしていましたヨ。
ま、私は実力で一発OKだったわ。オホホホ。何か?
ちなみに、問題の内容は全部英語です。

1日がかりのこのRSAの資格、$85也。
働く為・・・と思えば少々高いものですが、英語の特別講習でおまけに資格まで
取れる!という考え方なら、十分値段の価値はあるな、と思いました。

酒飲みのみなさん、いっちょシドニーで資格でも取ってみます?
楽しいですよ~☆