2月11日、21時の新宿無差別殺人予告。


仕事が新宿なので、20時過ぎに新宿東口を猛ダッシュで駆け抜けた。


まだ死にたくないって思いながら霙の降る新宿を駆け抜けた。



ただのイタズラだって思いながらも怖いという不安で頭がいっぱいの帰り道。



今日、私は人に怯えていた。




人が人に怯える。


こんな時代だからしょうがない。って時代のせいにして。



この時代を作っているのは紛れもなく私達。




人が人に怯えて
誰も信用できなくなって
本当の孤独になった人間が増えた時、きっと人間社会はなくなる。

その方向に向かってほしくない。




昔はこんなんじゃなかったのに。

ママが言ってた。


お隣さんや近所の人や初めて会う人。みんな助け合って生きてたって。





他人。



そんな言葉なんてなくなればいい。





面白半分でこんな予告しちゃうような奴等は、きっと全てを否定して、自分さえも否定して、何も信用できない本当の孤独になってしまった奴等なんだ。

だから人にあたる。
他人だからどうなったっていい。
なんて悲しすぎる奴等。



反骨精神とただの否定は違う。


愛のない反骨精神はただの否定。


ただの否定からは何も生まれない。




所詮、綺麗事だ!と言われようが何だろうが私はそう思う。





私は人が好きだ。それだけ!