アラフォー専業主婦です。

2015年3月生まれ女児(新小学1年生)

2017年9月生まれ男児(幼稚園・新年少)の2児と夫との4人暮らし。

実家は遠方、保育園利用ナシ、近所の義実家は頼れる人がおらず。

育児サポートは幼稚園の預かり保育と、近所のファミサポさん…という育児環境です。

 

 

タイトルの通り、息子が救急搬送された話です。

(大事には至っていません)

 

 


 

土曜日の夕方早め…16時過ぎくらい?

 

元気に娘と遊んでいた息子がちょっと熱い。

 

検温 → 38.8℃

 

あらー、熱かあ…少し鼻水出てたからなぁ

 

息子が発熱するのは大体年に1〜2回。

大体24時間以内に解熱し、長引くことはありませんでした。

 

でも機嫌は悪くなく元気そう。

 

ほどなくして会社から帰宅した夫にバトンタッチし、あたしは夕食作り。

 

ご機嫌で納豆巻をいつもの量をペロリと食べた息子。

 

息子「ねたい…」

 

休日、昼寝をしないで過ごすとたまに夕食中に少し寝たいと言うことがあり。

 

いつもの感じだな、と思いつつも熱があるのが気になり。

 

普段なら10〜15分、リビング横の和室にひとりで寝かせるところ、あたしも添い寝。

 


 

2歳1ヶ月くらいで熱性けいれんを1回やっている息子。

 

そしてあたし自身も2歳半と4歳の2回やっていたこともあり。

 

またあるかも…と添い寝しながら、様子が急変しないか見守っていました。

 

特に異常なく15分ほど寝かせて起こし。

 

夕食の残りは食べたがらなかったので、無理強いはせず。

 

頂き物のバームクーヘンを少し食べて牛乳を飲み終え、歯みがき。

 

その後少しソファ上でだるそうに横になっていました。

だるそうなだけで機嫌は良く、具合が悪そうな感じではなく。

夫に読んでもらう絵本を自分で選んだりしていました。

 

あたしは、息子を早めに寝かそうと思い。

 

まずはお風呂…と準備していた時。

 

ソファで息子に絵本を読んでいた夫が

 

「◯◯?(息子)◯◯? ちょっと、◯◯?」

 

見ると、息子が目を見開いて1点を見つめたままぼーっとしてる。

 

あたしが声をかけても、視線がこちらを向かない…。

 

呼吸あるも、浅くて時々深く吐く感じ。

 

顔色、唇の色は青ざめるまではいかないけどあまり良くない。

 

そうこうするうち、少しだけ嘔吐。

多分夕食後すぐに横になったせいかと…。

 

そこからは、自分でも驚くほど的確に行動していました。

 

・夫に検温指示

#7119に電話

・電話しながら出かける支度

 

#7119では、最初電話口に出た方から

 

看護師に繋ぐため、一度かけ直して自動ガイダンス後「2」を選択

 

するよう指示を受け。

(最初わからなかったので「1」を選択…)

 

看護師には上記の経緯と現在の様子↓を伝えました。

 

・呼吸あるも浅い

・視線合わない、どこを見てるかわからない

・呼びかけに反応しない

・顔色、唇の色少し悪い

・熱39.8℃

 

その他、コロナ関連のこと(渡航歴や周辺の感染者有無等)を少し聞かれ。

 

看護師「今の状況だと、救急車を呼んだ方がいいと思われますが…どうしますか?」

 

う「ではお願いします」

 

そのまま消防に転送 → 出動要請

 

電話を切ってからは、大急ぎで息子の着替え(嘔吐で少し汚したため)と保険証含む貴重品を持ち。

夫は熱のせいか震える息子を抱き抱えたまま、声をかけ続けていました。

 

間もなくサイレンと共にやってきた救急隊に事情を話し。

 

夫が息子をそのまま救急車に乗せ。

 

娘を連れて行けないため、夫が家に残りあたしが救急車に添乗することに決め。

 

夫には娘とお風呂に入って、寝かせるよう伝えて家を出ました。

 


 

救急車に乗ったのが、18:30過ぎ。

 

救急車内でも、呼びかけには応じない息子。

酸素濃度や心拍数を測定する器具をつけられ、毛布でくるまれていました。

 

救急隊「かかりつけとか、希望の病院ありますか?無いです?

今、病院はやっていないので夜間急病センターに搬送する形になります。

ただ、入院設備が無いため診察の結果入院ということになれば、その時点で受け入れてくれる病院を探しますが、よろしいですか」

 

う「それは現在の状況から、今すぐに病院へ行くことが必ずしも必要ではなく、夜間急病センターでの診察で大丈夫だろうという(救急隊員の)判断、ということですか?」

 

救急隊「はい」

 

この時点で、命の危険があるとかそういう事態ではないな…と少し安心。

 

う「であれば(夜間急病センターで)大丈夫です。お願いします」
 

ただ、夜間急病センターは19:00かららしく…。

 

そのまま、自宅の前で救急車内で15分くらい待機

その間、色々コロナ関連のことを訊かれたり、隊員の方が電話で内容を伝えたりしていました。

息子の様子は意識混濁、血圧〇〇」などと伝えていましたが。

それでもきっと大丈夫だろうと、不安ながらも救急隊員の方の雰囲気(貧乏ゆすりしてる人がいました 笑)で感じ取っていました。

 

18:53、再びサイレンを鳴らしながら自宅を出発。

時間を確認していたのは、家の中から娘と救急車を見ていた夫でした。

 


 

救急車内での息子の様子は、最初はやはりどこを見てるか分からない状態。

 

でも途中から、いつも通りの目線になったり、ちょっと目が泳ぐような感じが交互に訪れ。

半分目を開けたまま寝てる時みたいな目の様子…と言ったら伝わるかな?

 

その後、言葉は出ないもののこちらの言ってることはわかるような感じになり。

 

う「いつもの〇〇先生(かかりつけ小児科)は今、お休みだから違う病院に行くからね。

お母さん一緒にいるからね。今、救急車に乗ってるの。わかる?」

 

などと話しかけると、目だけで頷く感じというか反応がありました。

このまま意識が戻らなかったらどうしよう…などと、救急車に乗った直後は少し考えましたが。

よくドラマで見るような「〇〇!しっかりして!!」…みたいな状態にはなりませんでした(笑)
 

到着直前、

 

救急隊「到着したら、息子さん熱があるので別室に連れて行かれます。

お母さんは離れた場所で待機と言う形になります」

 

引き離されるってことね…まあ、仕方ない。

 

ほどなくして到着、その時の指示は

 

救急隊「担架出す?抱っこでいける?

じゃあお母さん、抱っこでお願いします」

 

嘔吐物の付いた息子の服と、あたしの衣類が直接触れないよう息子をシートに包んだ状態で抱っこ。

 

センターの中の途中まで進むと、

 

救急隊「お母さんここまでで。こちらで(息子を)運びます」

 

と、一旦抱っこをチェンジ。

 

その時点で息子は完全に意識がある状態でした。

 

だからか、看護師さんが

 

「お母さん抱っこでいけない?いけるよね?

お母さんの方がいいんじゃない?」

 

とのことで、再び息子を抱っこ(笑)

隊員の方の抱っこの仕方があまりにも不自然だったせいもあったかも…。
 


 

少し待って、診察室に呼ばれた時。

 

何か息子が声を…ってか、鼻歌うたってる!?

 

話しかけると、「うん」などと言葉に出せるようになっていました。

 

そのまま小児科の先生に診ていただきましたが…

 

色々な状況を総合すると、

 

医師「これ、熱性けいれんかもね。何かそんな感じするなー」

 

えー!!2回目!?

 

でも全然前みたいにガクガクしてなかったけど…?

 

でもそう言われたら、そうかも、と思える部分もあり。

自宅出る前、少し震えたりはしてたので…。

必ずしも、ガクガクしたり手足が突っ張る感じとかが無くても、熱性けいれん…ってケースもあるようでした。

 

結局、その後解熱剤の座薬を使われ。

 

去痰剤の粉薬をもらって、到着から30分くらいで終了しました…。

 


 

思いのほか早く終わったので、夫に迎えを頼み。

 

あたしは慌てて出てきたため、靴はおろか靴下すら履いていない息子(16㎏)をずっと抱っこで会計を済ませ。(笑)

それ以前もセンター内でずっと抱っこで歩いていたので、腰と腕が…!

 

風呂上がりの娘の髪をしっかり乾かすよう指示し、娘と共に来てもらいました。

 

自宅に救急車が来て、家族が運ばれたのを目の当たりにした娘は大層驚いたようでした…。

って息子がまだ喋れなかった頃、「おもちゃの電車を(息子が)飲み込んだ」娘がウソをついて救急車を1回呼んでいますが…?(苦笑)

その時は、乗りはしませんでしたけどね。

 

帰宅後、一応意思確認すると

 

息子「おふろはいる!」

 

…超ササッと洗って出して、寝かせましたが。

 

その夜は2時間おきくらいに目覚め、やたら頻繁にトイレに行き。

うち1回、パジャマのズボンを脱ぐのが間に合わなくてトイレ個室内でおもらししてしまいました…。

(嘔吐物の付いた衣類の洗濯が終わった直後、再び洗濯機を回したあたし 笑)

 

その都度検温すると、39℃台~38℃後半を行ったり来たり。

 

でも本人は元気で、やたらしゃべり倒したり笑い出したり。

 

「いま、ここにこびとさんがいた!はしっていったよ!」とか。

 

「ぼくとおねえちゃんとね、〇〇が□□して…」とか、とにかく饒舌。

 

熱による「せん妄」ってヤツかな…と思っていますが、ちょっと異様な感じでした。

それでも終始機嫌が良いので、そこまで不安には思わずに済みました。

 

その後、最初の座薬から6時間経つのを待って、1:30過ぎに2本目の座薬挿入。

 

それからは何とか、朝までぐっすり寝てくれました…。

あたしと夫はぐったり…翌日が日曜で良かったです。

(娘は全く起きることなく眠りこけていました 笑)

 


 

その日のうちに、看護師の姉へ事後報告しましたが。


#7119を利用したことや、冷静に息子の状況を把握していたことを褒めてもらいました。
 
夫は2歳時の息子の熱性けいれんを見ていないので、相当慌てていましたが。
その時は娘が幼稚園に行って不在、昼間でかかりつけ小児科が開いていたので、通院が必要かどうか等の指示を電話で仰ぎました。
 
あたしは、逆に夫が居てくれたおかげで娘を託す人間がいる安心感があり。
 
そのおかげで落ち着いて対処できた部分もあったように思います。
 
あまりこういうことは無い方がいいけど何事も、経験…ですね。
自分自身に熱性けいれんの既往があったせいで、対処法を事前に調べていたのが良かった気がします。
 
息子3歳6ヶ月、最後の1日の出来事でした…。
24時間以上経った現在、日中は熱が多少あったものの元気で。
寝る頃には平熱に戻っていました。
今週、入園式もあるから早く全快してほしいです…!