息子が10ヶ月になったその日。
このところ、会合やら出張やらで不在がちだった夫が久々に夜、家に居てくれて。
夫「あっ俺寝かせてこようか?」
う「うんお願い~」
なんて、ごく自然な流れで夫と子どもたちは2階寝室へ。
あたしは片付けをしたりと1階でバタバタ。
このまま、息子が寝てくれたら初めて授乳ナシでの寝かしつけ成功?
(入院中除く)
と、3人が寝室に行ってから気づいたあたし。
元々は、今度の日曜からスタートする予定だった卒乳計画。
(その日から数日間、夫が夜家に居てくれる予定=寝かしつけを任せられるので)
まあ、予定より早いし泣いたらおっぱいあげに行こうっと。
そんな気楽な感じで、2階の様子に耳を傾けていました。
いつものように、娘が絵本を読んで何かしら話す声。
それが静まった頃に、いつも通りえーんと響き渡る息子の泣き声。
でも、ほんの数分。
それから1時間くらい、家事に没頭していたあたし。
あら静か…寝たっぽい?
そっと寝室を覗くと、爆睡する夫と子どもたち。
夫を起こして様子を訊くと、何と先に寝たのは息子だったそうで。
いつも消灯して3~5分後に眠る娘は、寝つく前に息子が泣いていたので気になってなかなか寝なかったらしく。
それでも息子が眠った後、ほどなくして娘も眠ったとのこと。
夫と娘、どっちが先に眠ったかわかりませんが(笑)
聞いてた限り、5分も泣いたかな?って感じだったし。
コレ…このまま卒乳できるんじゃ?
翌日の息子の様子は変わらず。
それまで通り、日中もおっぱいを求める感じはほとんどありません。
眠たい時、多少あたしの服を舐めたりはするものの。
そのまま抱っこしていれば寝てしまうような感じ。
特別おっぱいが無いからと言って泣きわめく、とかもナシ。
お風呂に入っておっぱいを見ても別に影響ナシ。
あらー、コレは娘の時よりもラク!
(娘は多少数日間不安定になったりしたので、卒乳と言うよりは多少「断乳」寄りだった感じでした…。
それでもさほど苦労はしなかったけど)
翌日は泣くことさえないまま、眠りにつきました。
(夫寝かしつけ)
コレは…卒乳、したね。
うん。
予定より4日早かった卒乳。
思いがけず成功してしまったために、「コレが最後」と決めた授乳タイムを味わうことはできなくなりましたが。
それでも、娘の時より不思議と寂しくないです。
それはきっと、先月入院した時におっぱいを拒否されて。
体調不良とは言え、それが相当悲しかったし寂しかった。
そこで今回の卒乳の悲しみを、先に味わってしまったからかな、と思います(笑)
大して張りもしないおっぱいの、残り乳を搾りながら。
これまで9ヶ月間の授乳生活を振り返り。
初めはやっぱり第1子の時と同様に痛かったな…とか。
生後3ヶ月には夜通し寝てくれて、深夜に授乳しなくて済んだこととか。
娘の時みたいに母乳がモレてパジャマが濡れてる…ってことはほとんどなかったなとか。
クリスマス前後に、ものすごい大きい水ぶくれが2つできて痛みに悶えたな、とか。
…振り返ると、まだ授乳していたい気持ちも湧き上がるのですが。
と言うかキチンとコレが最後、って思いながら授乳したかった。
でも息子はもう、そんなあたしの先を歩いている気がして。
あげたらもちろんまだ飲むんだろうけど…やめておくことにしました。
先ほど、夫に抱っこされて笑顔で2階寝室へ行った息子を見てそう決めました。
まだフォローアップミルクもコップで上手に飲めません。
お水を飲ませればムセます。
それでも食事で水分は摂れているようだし。
体重が減ることもないので、食事だけで多分大丈夫。
日中は意識して、抱っこするようにしています。
授乳というスキンシップが無くなった分、何かにつけて抱っこしてあげています。
ああ…終わった。
2回目の完全母乳生活は、ぴったり9ヶ月末日で終わりました。
卒乳おめでとう。