
次は鹿児島県出水市だ。ツル観察センターまで2.5kmとの看板が見えた。青い空には鶴の列。

この町は、ツルと武家屋敷群が売りのようだ。パンフを見ると表には屋敷群。開くとこの写真がドーンと載っていた。大正10年に天然記念物と禁漁区の指定を受けたという。島津藩による干拓ができて以後元禄4年(1695)ころに、ツルのねぐらはできたといっている。この地は、わぉーというほどの歴史を持っているのだ。

もちろん後刻確認したのですが、手前右の少し大きく写るツルはマナヅルだ。


ラムサール条約とは、水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約だそうです。ここ出水の地では、世界に生息するナベヅルの9割、マナヅルの約4割が越冬するんですって。国内でこの条約に登録されているのは、ついこの間2021年11月18日に登録されたここ「出水」を併せて53箇所もあるというのです。釧路湿原は当然でしょうが、いったいどこどこにあるのだろうか。

玄関前にツルが集う観察センターにやってきた。今回の旅の一番の目的はこの地でした。飛来数は16840羽とでている。

11月27日調査 昨日のことだ。ほぼマナヅルとナベヅルだけのようです。


見ることの「出来るツル」ですって。画が小さくてなんか悲しい。野鳥図鑑などから探して見つけ出したものを貼ってみます。

マナヅル

ナベヅル

カナダヅル

クロヅル

ソデグロヅル きれいな写真はありませんでしたが、次に貼り付けた素晴らしい写真を見つけ出した。撮影者に多謝だ。


何はともあれ屋上に上がってツルの観察です。

稲刈りの後にのびてきて二番穂といわれている稲穂をついばんでいるのです。

奥の方に水の張られた田んぼが見えている。冬になるとここに集まるのだと聞いたつもりですが、一万六千羽もここに入れるのだろうか。聞き違いかなぁ~。


二階に降りてツルに関する展示を見て回ります。

飛来記録は昭和2年 (1927) 約400羽から始まって平成27年 (2015) 17005羽まで棒グラフになっている。タンチョウヅルも来たことがあるんですって。

ナベヅルの渡りはシベリアからこんな感じ。出水には10月中旬からやって来て2月初旬から北帰行が始まり3月末までには夏に向かう故郷に帰って子育てに励むんだそうです。


ワッと飛び立つのかなと思ったら、残念、すぐ羽根を閉じてしまうのでした。

夕暮れが近づき、あちこちからツルの団体さんがやってくるのです。


お帰りの時間になりました。

出水市観光ポータルサイトには、こんな素晴らしい写真が印刷されていました。



お泊りは熊本県水俣市、不知火海 (八代海) を一望できると謳う湯の児温泉「海と夕やけ」でした。