
かってサーメ人がトナカイを放牧しながら暮らしていたというキールナの街歩きです。パラパラ雨は降り続きます。スウェーデンで一番大きな木造建築のひとつといわれ、2001年国民からスウェーデン一美しい公共建築物に選ばれたというキルナ教会を訪れました。この塔からちょうど11時の鐘が鳴るのでした。

サーメ人の住居を模して造られたという教会。見慣れているヨーロッパの教会らしくない教会。あいにく霊柩車が前庭に停まり葬儀中で中には入れません。まさかのまさか葬儀見学というわけにはいきません。


観光時間が余ってしまったのかどうか知りませんが、ノールランストーグ鉄道のキルナ駅にやってきた。ホームをかすめて鉄鉱石を運ぶ長い貨物列車が走り抜けるのでした。

駅舎の前にはレールを担いだ男が四人。この鉄路が鉄鉱石のこの町を大きく発展させたのでしょう。

こじんまりした駅舎です。その中に入ったら驚いてしまった。次に紹介する日本語がずらずら。この町、日本とどんなかかわりがあるのだろうと、調べてみたけど何も出てこない。姉妹都市もなかった。何故だろうこの日本語の表示は。


ここで説明されている大移動についてはバスの中でお話があった。鉄鉱石は地下1000mを掘っているという。その鉱脈は2000mまで続いているとか。この駅も街の中からこの地へ移動してきたと聞いていた。現在町の下を掘り進んでいるといいます。そのことから、街ごと移動してしまおうと、なんとも壮大な構想を持った町なのだ。

お昼のお弁当をいただいて、再び教会にやってきました。イエス様やマリア様にもお目にかからなかった、ギンギラギンのない簡素な造りの教会。しばらくしたら赤ちゃんの洗礼の儀式が始まるのでした。お集まりになっている方々は親戚の皆さんでしょうか。それとも居合わせた方たちも一緒にお祝いしているのかもしれない。

特にどうということもないキールナの観光を終えて、アビスコ国立公園に向かいます。