ややや入場料いただきますといわれてしまった。有力な観光資源なんだから当たり前か。日本語版の音声ガイドをいただいていざ橋へ。 

 入館したそこに橋の歴史などが展示されています。 1177年から8年の歳月を要して22連のきれいな石造りアーチ橋が完成したそうです。その後戦禍や川の氾濫などにより幾度となく部分崩壊をみ、修復が繰り返されたといいますが17世紀には修復が中止され、以後現在の姿をとどめているといいます。

 

 橋への一歩。もっとワンワンいると思ったのに観光のお客さんは少ないようです。 

 「橋の上で踊るよ踊るよ 橋の上で輪になって踊る 紳士も来る 奥さんも来る」そしてお坊さんも軍人さんも来ると唄うこの歌。世界中で愛されているだろう童謡「アヴィニョンの橋の上で」は、この橋の完成を祝って作られたといいますが、歩行者と騎馬通行者のための橋とかで、この橋の上で村人が輪になって踊るなんてことは出来ず、踊っていた場所は橋の下だったそうです。橋の上で踊っていたことにすれば詩情豊かなお話しになるのに・・・歴史学者はいろいろ研究してしまうのですね。

  橋の中程にサン・ニコラ礼拝堂があります。私も下に降りて暗い礼拝堂で手を合わせるのでした。

 

 この橋が途中でちぎれていなかったら、こんなに名高い橋にならなかっただろうに、と思いながら約束の時間まであと4分。ローヌ川に沿ってひとり船に戻るのでした。