どんな航路をたどってパナマ運河までやってきたのか。持参した地図に航路を書き込んでもらいました。はじめの訪問地アルーバへ来ることは分かっているんですが、ごちゃごちゃと島が連なっている中、船ははたして何処を走るのだろうと興味津々だったのです。      地図の字が小さくていけませんが、数多くの島がイギリス・フランス・オランダ・アメリカの領になっているんです。WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で華々しい活躍をし、ベスト4まで勝ち進んだオランダチーム。多分多くの人がオランダがそんなに強いなんて思っていなかったのに、この地域から選ばれた選手たちがオランダ野球を世に出したと言い得るでしょう。 

  まだ夜が明けぬうちから特等席にお客さんが集まってきました。いよいよこのクルーズのハイライトの始まりです。 水先案内人の乗船は6時頃とされていましたが、もう案内してくれているのでしょうか。

 

 

 

 

  パナマ運河は、6つの閘門(ロック)によって大西洋(カリブ海)から太平洋へと船を導く橋渡しをしてくれる。全長81.8kmを約9時間かけて。まず海抜26mのガツン湖まで3つのロックを順次昇り、太平洋へは再び3つのロックのお世話になって降りていきます。船が前後の門の中に収まると水が注ぎ込まれ、行く先の水位にまで船が持ち上がると次のロックへと進むのです。狭い水路に大きな船、1914年(大正3年)に開通したという運河をゆっくりゆっくり進みます。通行料は如何ほどかと「wikipedia」を覗いてみたら、2003年9月25日に通過した「コーラル・プリンセス」号(まさかその船に私たちが乗っている。その船がここを通航する大型客船の先駆者だったとは。驚きと共にその幸運に感謝)が226,194ドル支払って以来、船舶の大型化による通行料の最高額更新が続いているとしている。ちなみに、最低額は1928年に泳いで通過したアメリカの冒険家が36セント支払ったと書いてありました。当時の為替は如何ほどであったか知りませんが、一桁間違えているのではと思ってしまうその高額な支払いには驚いてしまいます。でも、でもなんですね。この運河がなくて、遙か南米の先端アルゼンチンを回ってくることを思えば経済的メリットは計り知れないのでしょう。