ビール、発泡酒、第三のビールの税率差を縮めることで、価格(税率)の低い第三のビールに消費者が流れて税収が減る現状を止めたい、できれば税率の一本化を行いたい、というのが政府の考え。
今年(2014年)は例年以上に増税機運が高まっている。きっかけは6月。サッポロの第三のビール「極ZERO」の製造方法の問題を国税当局が指摘。同社は税率の高い発泡酒として再発売、差額の酒税を修正申告。改めて発泡酒と第三のビールの区分のあいまいさがわかった。この件で酒税改定(増税)の名分に使われかねない状況だ。
前例として日本酒が品質で3つの税率があった。1988年までは特級、一級、二級と税率が分かれいた。特級と二級は1升で800円の税差があった。その後の1992年までに等級制度は廃止、税率は一本化となった。
ビール酒造組合の試算で、今年4月の消費税率8%の増税で、ビールの税負担は年800億円増加。消費税率10%の増税で税負担額はさらに500億円も増える。消費税の増税は店頭価格の値上につながり、第三のビールの酒税も増税となれば、売上は下がり、税収も減ると考えられる。現在、ビールの出荷数量は減少が続いている。
税制改正に向けた与党の議論が、まもなく、始まる。
http://www.sankei.com/economy/news/141013/ecn1410130002-n1.html
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じぶんの呑んでいる酒の税について、ちょっとだけ学ぼう。
http://search.ameba.jp/search.html?q=酒税&aid=nomilog2
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