ワインに入れられる亜硫酸塩とは? | 学びながら呑みログ

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呑みネタ 2014年8月26日 ワインに入れられる亜硫酸塩とは?

私の鼻がもぞもぞし始めた。目は既に充血していて、反射的に細くなった。大きなくしゃみをする前にはこうなるのだ。私はそのとき、フランスの主要なワイン生産地の郊外にあるカフェに座っていた。それは夜、ワインの試飲ばかりの長い1日を終えてようやく料理を注文し、吐き出さずに飲める最初のワインを楽しもうとしていたときだった。私はくしゃみを止めることができなかった。私は、同席するネゴシアン(生産者からブドウを買って自分でワインをつくる、あるいは自分のセラーで熟成させて瓶詰・販売するワイン商)やワインの輸入業者たちに「申し訳ない」と言い、「試飲した若いワインに入っていた亜硫酸塩のせいに違いない」と話した。

「そんなわけがない」

「試飲したワインに亜硫酸塩が入っているのは確かだが、それがくしゃみの原因である可能性はほとんどない」

くしゃみの原因は、赤ワインに入っていたヒスタミンか、花粉か。あらゆるものが原因と考えられるが、亜硫酸塩が原因というのは低い。

「ワインに含まれる二酸化硫黄は、ワイン製造において最も頻繁に議論される問題の1つであると同時に、最も頻繁に誤解されている問題の1つでもある」

亜硫酸塩は硫黄化合物の一群で、保存料として使われている。亜硫酸塩はワインの酸化を防ぐために使われている。

亜硫酸塩は、ごくわずかな人にアレルギーのような反応を引き起こす。気になる人は「亜硫酸塩は無添加」と書かれているワインを選ぼう。

http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052970204162404580098750418142046
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昔の製法のほうが良い(旨い)酒を造るというのは合ってる時もある。違ってる時もある。伝統と技術の進歩とどうおりあうか。その判断は造り手が常に考えているか、呑み手が学んでいるか。

どうせなら旨い酒を造ろう、呑もう。

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