昔より酒に弱くなった? | 学びながら呑みログ

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呑みネタ 2014年7月30日 昔より酒に弱くなった?

40代、50代のサラリーマンが酒席に集えば、だいたいこんな話になる。「最近、めっきり酒が弱くなってさぁ……。若い頃の3分の1も飲んでいないのに、すぐ寝ちゃったり、悪酔いしたりする」「俺もだよ。ちょっと飲んだだけで翌日が辛い。どこか体調に問題でもあるのかなァ……」体力や記憶力と同様、「酒量」の増減を健康のバロメーターと考える人は多いだろう。最近酒に弱くなったのは重大な病気の兆候ではないか、と不安になるのも無理はない。しかし、いたずらに恐れる必要はない。「酔い」を科学的に学べば、年を取ると酒に弱くなるのは多くの場合、「ただの加齢現象」だとわかるはずだ。

アルコール分解する臓器、肝臓。「酒に弱くなった」=「肝臓機能の低下」と考えて肝臓の不調を疑ってしまう。だが、肝臓が原因で酒に弱くなることは稀だという。

「肝機能の大きな低下が見られるのは60歳以降で、それまではアルコールの分解速度は年齢によって大きな差がありません。つまり、40代、50代のサラリーマンが酒に弱くなる理由は、通常は肝機能以外にあると考えるべきです」

肝臓以外の原因とは何か。胃の老化が酒に弱くなる原因のひとつ。

「胃の粘膜には、肝臓と同じアルコール脱水素酵素が存在しており、アルコールの一部は肝臓だけでなく胃でも分解される。しかし、加齢とともに胃の粘膜が薄くなり、酵素自体が少なくなってくる。胃のアルコール分解が悪くなるため、肝臓のアルコール分解速度に違いはなくても血中アルコール濃度が高くなってしまうのです」

http://www.news-postseven.com/archives/20140723_266154.html
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まあ、肝臓だろうと、胃だろうと、老化で「内蔵機能の低下」=「酒に弱くなった」のは確か。ということ。

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