ビールシェアを落としたキリン? | 学びながら呑みログ

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澄みきり

呑みネタ 2014年5月6日 ビールシェアを落としたキリン?

国内酒類事業で、業界唯一、ビール、新ジャンルともにシェアを落とした。

「13年は新ブランドの「澄みきり」を発売した新ジャンルに注力しました。しかし、市場では一昨年の秋ごろから飲食店で樽生ビールが伸びてきているという現象があった。“飲み会の一軒目需要”が回復してくると、その後“家飲み需要”が膨らんでくる。これはメルシャンで飲食店需要が膨らんだ後に家庭用需要が増えた経験からもわかっていたのに、会社の都合でビールを後回しにした。その結果、伸びてきたビールの市場を他社に取られてしまった。新ジャンルでは、澄みきりは成功したが、「のどごし生」が振るわず、ビール、新ジャンルともにシェアを下げて独り負けしました」

「このあたりは去年の途中で気がついている反省点です。反省を生かして、今年はビールの「一番搾り」、新ジャンルの主力ブランドであるのどごし生に集中投資します。一番搾りは昨年末にリニューアルを行い、今年から広告を倍に増やしました。リニューアル後の缶の販売は販売は1~3月までの累積で前年同期比30数%伸びています。一番搾りブランドの復権を確実なものとするため、ギフト用の「プレミアム一番搾り」もこの中元期から投入します」

「のどごしについてもCMキャラクターを9年ぶりに変え、山口智充さんから堺雅人さんになりました。立ち上がりから好調で、3月は25%伸びています。新ジャンルのトップブランドであることに自信をもっていいと思います」

同業他社と比べて、キリンはブランドが多すぎる。

「各ブランドへの資源配分は考えなければならないが、重荷だとは思いません。のどごしと澄みきりは明確に住み分けできるし、他ブランドから切り替えて澄みきりを飲むようになった顧客は、他社からの切り替え率の方が、のどごしからの切り替え率より圧倒的に大きいという結果が明確に出ています。ラガービールはキリン発祥のブランドでもあり、これを廃盤にするということは考えていません。宣伝投資は特にしませんが、業務用需要でしっかり稼いでくれれば問題ない」

http://diamond.jp/articles/-/52151

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キリンファンとして、がんばってもらいたい。

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