プレモルの自負と自信が…? | 学びながら呑みログ

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ビール酒税

呑みネタ 2014年4月4日 プレモルの自負と自信が…?

「今後もビール市場全体が大きく伸びることはなく、市場自体は横ばいという状況が続くと思います。ただその中で、プレミアムビール市場は今、非常に伸びていますが、弊社は「ザ・プレミアム・モルツ」で、この市場を開拓、牽引(けんいん)してきたと自負しています」

アサヒやキリンの市場参入を歓迎。市場拡大のチャンスと考える。シェアトップの自負と自信か。

「お客様がプレミアムビールに求める味わいは、コクと香り、そしてクリーミーな泡だということがよくわかってきました。その三つの価値は、「ザ・プレミアム・モルツ」がすでに持っている価値です。今までも取り組んできましたが、今後もその三つの価値を伝えていくことが、ザ・プレミアム・モルツがさらに伸びていくための大きな戦略だと思っています」

「今年は各社の参入が相次ぐことから、市場規模は最大で10%ぐらい伸びると予測しています。とはいっても、プレミアムビール市場というのは、発泡酒などを除いたビール市場からみると、まだ13%程度ですので、まだまだ広がる市場です」

だが、ビール類としては市場3位。その地位も「プレモル」のみで守られている。市場拡大に合わせて「プレモル」も売上増大になればいいが、市場構成が変わると…。

http://www.asahi.com/and_M/living/SDI2014032835641.html

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平日は新ジャンル、休日はプレミアム。消費者の二分化というより、消費者は呑むシーンで、呑むビールを分けている。消費税アップの影響はまだわからないが、価格に合う価値の提案があれば、ちゃんと選んで買ってくれる。市場のシェアトップの自負と自信。

「淡麗」「のどごし」「澄みきり」と、ジャンルごとのシェアトップのブランドを有するキリンがどう動くか。アサヒは「スードラ」のプレミアムか。「スードラ」だけにこだわり続ける。サッポロは業務流通をたてなおしてほしい。店呑みビールが変われば、家呑みビールも変わる。「黒ラベル」の酒場営業を。

ずっと「モルツ」からオールモルトビールを作り続けてきたサントリー。その自負と自信は讃えたい。だが、安穏とせず、このチャンスに金麦などを売り込まないと、「プレモル」だけになってしまう。がんばれ。

でわ。

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