新ジャンルのビール?を呑む。3 | 学びながら呑みログ

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学びながら呑みログ 第三のビールを呑んだ件

第三のビールは「その他の醸造酒(発泡性)(1)」と表記。

麦芽を使わないで、穀類や糖類を発酵させてできた、ビールまがいのもの。苦味料や着色料でビールの味と色を出している。酒税で認められている穀物は「大豆タンパク」「大豆ペプチド」「えんどうタンパク」「コーンタンパク」。

のどごし生

のどごし生・麒麟麦酒
分類:ホップ・糖類・大豆タンパク・酵母エキス
アルコール:5%・分類:その他の醸造酒

2005年発売。着色料を使ってないのがいい。発売以後、原料、製法のリニューアルを繰り返して新ジャンルの売上1位。ちなみに「淡麗」は発泡酒の1位。「淡麗」はわかるが、「のどごし生」が1位なのは…。

酵母エキスか、苦味がウソっぽい。苦味というより「臭み」。ビールに近づけたら、遠のいた。後味が妙に残る。

ジョッキ生

ジョッキ生・サントリー酒類
原料:ホップ・コーン・糖類・醸造アルコール・食物繊維・酵母エキス・コーンたんぱく分解質
香料・酸味料・カラメル色素・クエン酸K・甘味料(アセスルファムK)
アルコール5%・分類:その他の醸造酒

2006年発売。サッポロの「ドラフトワン」、キリンの「のどごし生」と異なるものをめざしているのか。醸造アルコールをビアテイストの割材で割ったかんじ。香りも味わいも「化学」。すっぱい。

なぜだろうか、サントリーのビールは好き嫌いがはっきりする。

ドラフトワン

ドラフトワン・サッポロビール
原料:ホップ・糖類・エンドウたんぱく・カラメル色素
アルコール:5%・分類:その他の醸造酒

2004年発売。最初の第三のビールとしてヒット。だが、その後は、2005年発売のキリンの「のどごし生」に負けて、さらにサッポロの第四のビール「麦とホップ」に負けた。

ビールに近づけないで、オリジナルの香りと味わいを求めてるかんじ。苦味もなく、ゴクゴクと呑める。食中酒として旨い。へんな後味もない。「呑みごたえ」より「呑みやすさ」に徹したのがいい。

第三のビールは「ドラフトワン」に決定。

では、第四のビールを呑み比べよう。でわでわ。