もっと日本酒は嫌われる。 | 学びながら呑みログ

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ワンカップ

学びながら呑みログ 乾杯条例の件

呑み席に座って、まず一言。はじまりはビール。とりあえずビール。

ビールで乾杯ではなく、地酒で乾杯を勧める、いわゆる「乾杯条例」が全国に広がっている。地酒の普及と地域文化の継承が目的ということで、始まりは2013年1月の、京都市の「京都市清酒の普及の促進に関する条例」だ。京都市は施行後に日本酒出荷量が増えたらしく、忘年会、新年会の前に、あちらこちらで条例が決まった。

各自治体によって、条例内容は色々で、罰則はない。

いずれも議員提案が多く、あきらかに業界へのアピール。

日本酒の消費量が減ろうと、地場産業が減ろうと、条例で、議会で個人嗜好を決める前に、他に考えられないのか。ゆるキャラの次は乾杯条例。こういうことで議会が盛り上げるのはどうかと思う。なぜ、ビールを呑むのか。なぜ、日本酒を呑まないのか。なぜ。もうちょっと考えてみたらと思う。

こういうことをやると、もっと日本酒は嫌われる。

でわ。



写真の「大関」と内容は関係ないので。